Instagramがネットショップになる?売れる活用術セミナーで思ったこと
何度かこのブログにもご登場いただいている加藤望さんのオンラインセミナー。
今回は、彼女が過去に0から月商60万のショップに育てた経験からの、Instagramを使って認知度を上げ販売につなげるためのノウハウが凝縮されたセミナーでした。
11月6日(月)午前10時~、2時間程度、すごいノウハウが満載のセミナーが開催されます。
今日聞いたことを羅列すれば、その前振りの役目は果たすと思います。
が。
レジュメの写しみたいな記事よりも、私は私がこのセミナーの中で考えた「自分だったら何ができる?」についてを書きたいなと。
なので、「こんなことを聞きました」という内容の要約は他の参加者さんにお任せして、私は、妄想を展開いたします。
セミナーのテーマはズバリ、これ。
※この画像は、セミナースライドの中の一枚です。
Instagramを、単に作品展示のためではなく、ショップとしての機能も果たしてもらえるような活用法をしましょう...という。
最近インスタ広告に、「そのまま買える」という機能を提供するサービスが出てきました。
決済も、そこでできる...という機能を付与できるサービスのようですね。
でも、けっこうな費用です。
もちろん、ワンストップで決済まで持ち込めれば成約率は上がるでしょう。
ただ、そんなサービスが登場するずっと以前に、「お買い物はこちらでね」というリンク誘導のみで、全く無名から月商60万売り上げるところまで育てた実績というのがあるわけです。
望さんがショップで扱っていた商品の主たる単価は2000円~3000円台、プチプラっていうやつですね。
その単価での60万ですから。
どれだけ売ったか、というのはわかりますね。
(今は、ビジネスコーチに転向されているのでショップは閉店されてます)
できるんですよ。
画像を見てもらう→買ってもらう
そのスキーム、可能なんです。
聞くに聞けない豆知識「スキームって何よ?」
スキームってどういう意味? |【エンジャパン】のエン転職
別にこんな言葉を使う必要はないんだけど、ちょっと賢こぶってみたかっただけ(笑)
単発の仕組みに終わらせないように構築したいという欲があるんで、やや大げさ表現ではあるけど使ってみた。
まずは、セミナー修了直後のメモ。
- 自分の扱っているモノはこういうものだ、という、作者ならではの勝手な思い込みは不要
- どういうモノであっても、市場に合わせたカタチにアウトプットしていく手段はある
- 価格帯に応じた発信の仕方をすれば、合う人に届く
- 王道は大事(ファッションなら親和性の高い写真のテイストは白...といった、定番)
- 「この層の人達に届けると喜んでもらえるのでは」という見方で自分の扱っているモノを見直すと、いろいろアイデアも発見もある
上記は、望さんがお話しされたことの要約ではありません。
あくまでも、聞いてて私が思ったことのメモです。
これを、もうちょっと膨らませてみようと思います。
1.自分の扱っているモノはこういうものだ、という、作者ならではの勝手な思い込みは不要
これ、最近他のことがきっかけで、考える機会が度々あることです。
なので、今日も、筆頭にきました。
この考えを下敷きにすると、2番以下もスムーズになる(気がします)
例えば私の場合で言うと、
「一般受けしない」「衣食住の代わりになるものじゃないので、そこが満ちてない人は買わない」「誰でも手に取れるようなモノは作れない」
などなど、あるのです。
で、これらの末尾すべてに「それ本当?」てつけると。
え?ちょっと待て、そうなの?本当に?
て、考え始めるわけです。
疑問があるから答えがあるわけで。
逆に言えば、疑問形にしてやれば、既成事実と思われたことがそうじゃなくなる。
しかし、作者っていうのは、一番モノに密着しているものだからね。
かえって、この疑問を投げても、却下しちゃうんですよ。
ええ、そうでした。
だから、あえて、作者だという立場を脇に置いて、全部の末尾を疑問形にしてみる。
そうすると、けっこう、答え出てくるものなんです。
本当に、いくつかアイデア出しました。
見せるモノが無いので、あんまり説得力ないけど(笑)
作品を作る、という人以外でも、この「末尾総疑問形」は、使えます。
自分が扱っている商品への思い込み。
サービスへの思い込み。
うまく運ばないのは、その「自分のことだからこそ起きる、不要な思い込み」のせいなんです。
望さんが、ショップ構築経験も運営経験も商品も0のところから数ヶ月で月商60万までに持って行けたのは、
「そもそも、<これを売りたい>すらない=一切の思い込みがない」
から...だったんじゃないのかな、とね。
一切の思い込みなく、自分が扱えるモノで売れるものを探し、見つけて、それをとことん研究しつくしたやり方で(つまり、我流でない)載せて仕掛けていったからの、結果だ...と思うわけです。
「えー、だって。わたしは自分の作っているモノを売りたいんですよ。売れるモノだから売りたいんじゃないんです!」
「自分の商品の一番のファンにならなきゃ売れない、って言うじゃないですか!矛盾してません?」
ていう声が聞こえました。
私もそう思うから。
けど。
これ、矛盾しませんし、両立します。
もっとも、まだ私も証明できてると言えない状態なので、タダの机上論です。
でも、矛盾しないし、両立します。
確信してます。
2.どういうモノであっても、市場に合わせたカタチにアウトプットしていく手段はある
これも1と同じです。
例えば、私の場合は
「キラキラとか、違うし」「カワイイ~♡てなるモノ作れないし」「ファッション性とか考えてないし」
などなど、あるわけです。
で、疑問形にする。
そうすると、意外に、出てくるんですよ。
答えではないかも知れないけど、チャレンジはできるよね、っていうことが。
イカツイ顔の龍を、キラキラ感のあるところにマッチングさせる方法。
同じく、「カワイイ~♡」てなるかもしれないモノとして作る方法。
ファッション性は、私には本当によくわからないところだけど、ファッショナブルだなと思える写真くらいはあるわけで。
じゃあ、このイカツイ顔した、キラキラ感とも縁遠そうな、カワイイ感じでもない絵を、どうやったらファッショナブルと感じる写真の中に、マッチングするか。
意外にねー。
できそうなんですよー。
まあ、私の感覚で感じる「ファッショナブル」ですからねえ(笑)
ふぁっしょなぶる である可能性はありますけど(笑)(笑)
そして、まだ証明できませんので、机上論です。
3.価格帯に応じた発信の仕方をすれば、合う人に届く
まず、私、価格高め設定です。
プチプラな価格帯のサービスは、今、言縁占符(ことよりせんふ)リーディングだけです。
あ、画集とかカードがあるか...ていうか、カードが一番売れ筋商品か。
ていうと、プチプラだ!おお!今気づいた!
けれど、実際に私が主力に据えたいのは、5万以上の「額入り作品」なわけです。
「カワイイ~♡」でもないし、値段も可愛くない。
でも。
今日、望さんのお話にもありました。
何十万というジュエリーの注文をインスタから取ってる人がいるって。
私も、メルカリで8万以上のオリジナルジュエリーを売った人から、別のワークショップを受けたことがあります。
たまたま、ジュエリーというカテゴリが一致しましたが、別に「ジュエリーだからできたことで、他のモノでは無理」とは決まってません。
できるわけですよ。
マッチング方法さえ、抑えれば。
合う人に届くように、構築すれば。
いや、だから、それができないから困ってるんだけど?
ていう声が聞こえてきた(笑)
うん、そうです。
私も、そうです。
でも、「だって無理でしょ」とは、今は全然、思ってません。
できる気しかしません(笑)
アイデアはいくつか浮かびました。
写真の撮り方を研究しなきゃならないけれど、「無理でしょー」と思ってた時には思いつかなかったので、それだけでも進歩だと思ってます。
そして、これも、証明できてないので机上論です。
ただ、実際にSNSで何十万円という絵を売っている人は、知っています。
つまり、不可能ではないことだけは、証明されています。
4.王道は大事(ファッションなら親和性の高い写真のテイストは白...といった、定番)
王道ね。
ヒーローズジャーニー、英雄の冒険。
世の中の物語とはすべからく、英雄の冒険譚なのである...と。
その変形である、という。
私は、「自分は王道ではないし」と、ずっと思ってきました。
けど。
これも、末尾疑問形にすると。
意外に、「いや、単に変形されてるだけでは」て思えてきてます。
だってさ、龍だよ。
神だよ。
人類始まって以来のロングテールカテゴリですやん。
これを王道と言わず、なんと言う。
王道は、「王道」なのですよ。
定番です。
型です。
やはり、それは大事なのです。
王道ですから。
インスタでシェアされやすい→フォローされやすい→いいと思ってもらいやすい画像の傾向がある
というお話がありました。
ファッションジャンルならば、白っぽいシンプルな写真がダントツ、受けがいい。
それっぽい小物などを写しこむ。
顔は入れないけれど、人は要る。
手首から先だけじゃなく、センスのよい洋服も画角には入っている。
白っぽいのでないならば、鮮やかな色彩でコントラストの強い派手な画像。
自分がそれを身に着けた時を「妄想」できる。
などなど。
それが、インスタ映えの「王道」なわけです。
私は作家や画家さんを多くフォローしています。
特に海外のアーティストさんは、まさにこの「王道」で作品画像を載せていることが多いです。
絵の内容にかかわらず。
そうです。
作品がイカツイものであっても、地味であっても。
「インスタに載せるための画像づくり」のセオリーは、あるのです。
だったら、私もそうすりゃいい。
これは、試行錯誤が必要です。
なんせ、そういうセンスを磨くなんてこと、まるっきりしてこなかったから。
すぐできるようにはならんよ。
でも努力はするべきだ。
モノクロの龍画が「映える」添えモノって何かな?
神絵が、「なんかすげー眩しい!」ていうくらいの印象に引き上げるには、どういう光線を画面に入れるといいかな?
て、そういう初歩のところから、試行錯誤するしかないですね。
5.「この層の人達に届けると喜んでもらえるのでは」という見方で自分の扱っているモノを見直すと、いろいろアイデアも発見もある
このモノを気に入るであろう人の属性、というのがあります。
マーケティングで「ペルソナを徹底的に作り込め」と言われるけれど。
自分の作品は、どういう人達に届くことで、その人達の価値をどう、あげることができるのか。
自分が作る側の時って、それがなかなか、想定できません。
本当に、できません。
私、未だに、「これ欲しがるのってどういう人?」て考えても、はっきりした答え出ません。
でも。
こちらから、「今回はこういう人に対して届けてみよう」と、想定していくことはできます。
私も、先日、売る対象をとある業界の人に絞った企画を立てました。
売り込むために。
まあ、それは、提案先の思惑と全然違うところだったので不発に終わりましたけれども。
ただその時想定した対象は、何のひねりも意外性もないもので。
それだけに、特に知恵を絞ったということもなかった。
カワイイ~♡ていう動機でモノを買う人達に、オススメするとしたら?
絵柄はもちろん、変える必要はあるだろうし。
色使いも、変える必要があるでしょう。
それを、「自分が好きだと思えなくなるラインの、ギリギリ手前」がどこなのか...ていうのを探すことは、試みる価値があると思うわけです。
想定してない表現法とかなので、やってみたら意外と気に入るかも知れない。
そしたら、単純に、自分の表現方法が広がります。
そして。
1番目の項目の最後、「矛盾しないし両立する」というのは、そこです。
仮に、「こういうのが売れるらしい」というところから企画して作ったとして。
それが、全く自分の感覚とマッチせず作るのが苦痛なら、それはやる意味がない。
でも、一面だけで、意味がないと決めつけるのも、意味がないと思うんです。
考えられる限りの面をやってみて、それでもダメなら、やめればいい。
もしかしたら、最初にやってみた一面がダメだっただけで、切り口変えれば楽しくできるかも知れない。
そんな風に作るものを変えていくのはイヤ...と。
どうしても思うなら。
他の項目を倍以上努力するしかないです。
映える写真の作り方か、自分の思う通りの対象者にダイレクトに届けるやり方か。
ただ、モノの作り方をまるっきり変えることなく試みるなら、道が狭くなるだけです。
当たりくじが確実に減る。
私は明らかに「当たりが減ってもいいから狭い道で一番いいところを探す」一択でいきたい人間ですが。
今の段階では、それは早いと思ってます。
ただし、描けるものも作れるモノも頑固なので。
仕様に合わせて変えていくってことができる器用さは、あんまり持ち合わせてません。
(だってコントロールできないし............)
それでも、試みもしないで「無理」とも言いたくないなあ~。
こんな風に語るだけで終わったんじゃ、なんにもならないわけで。
実際に、実践してみないとね。
12月に、キレイに見える商材写真の講座に参加することにもしているのですが。
自分でも、いろいろやってみないと。
まず、映える写真づくりに必要な小道具。
それが、うちには「皆無」なので。
そういうの一切興味ないからねえ。
画材や道具はいろいろあるので、まずは、そういうのを使ってみて。
光の取り入れ方とか、加工の仕方とか。
研究することはいっぱいある。
そして、作品そのものも。
私の感性の中で、インスタ映えしやすいモノ。
その模索は、やっていきます。
間違っても、作るのイヤなんだけど...ていうものは作りませんよ。
と、まあ、ここまで書いたことは、私という一個人の中での妄想です。
他の参加者の皆さんは、きっと全然違うことを思って聞いてらっしゃったと思います。
それぞれ、ヒットするポイントが違うはず。
このセミナー、ネットを通して自分のサービスを提供している人は絶対、受けたほうがいい。
冒頭に書いた通り、次回は11月6日10時~約2時間。
質疑応答もあるし、参加者には後で録画データがもらえるそうです。
録画を見て復習できるのはよいですね!
次からは、日程が合わなくても録画データが購入できます。
売りたいモノが「物」でなくても、工夫次第でできます。
そのヒントも、今日はお話の中に出てきました。
さすがビジネスコーチ。
自分で何らかの仕事をしている人はみんな、聞いておいて間違いないセミナーです。
作ったモノを、自分のサービスを売りたいあなたへの、問いかけ。
セミナー概要はこちら、望さんのブログ記事。
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望さんのインスタアカウントは、こちら。
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