山があるから登るのだ…登らねば見えない景色を求めるならば
ここ最近のモノづくり関係でのストレスが何に起因しているのか…ということが、ようやく認識できた。
物足りないのだ。
登山家が、どんどんと、より険しい、より高い山に向かって行くように。
そうするしか、ないように。
私は、「手習いレベル」の人達が集まってお互いに褒めあいっこしているような場が、もう、物足りないのだ。
ベテランであることや、知識や技術の豊富さやレベル、というのとは、関係ないところに起因している。
自分の技術や感性をはるかに上回っている方達であろうとも、「見ているところが違う」から。
あの人がどうした、こうした…と、そんなことは、どうでもいい話で。
単なる、表面的に見えている皮一枚の問題にすぎず。
結局のところ、「こんなところで何やってんだよ自分」という、大いなる疑問…がモトだった。
やはり、原因は自分にあった。
これが整理できたのは、自らはモノ作りはしないけれども、作る人が出してくる結果、というものをシビアに、「観客のプロ」として見てきた人との会話からだった。
ご自身は作らないけれど、私の感じていることを実に的確に感じとってくれて。
ああ、そういうことだったのか…と、サクッと、理解できたし納得できた。
強欲だからね。
仕方ない。