ひょうたん農園見学
いつもひょうたんを買うお店に、仕入れにいきました。
今、ちょうど、大きくなってきてる時期なんですよ、ひょうたん達。
ひょうたんって、どうやってなってるの?と時々聞かれるので、写真撮ってきました。
手前は、うちのダンナ。
奥がひょうたん屋さんのご主人です。
白い袋に入ってる、大ひょうたん。
でかいでしょー、こんな子もいるんですよ。
こちらは、板に挟んで偏平なカタチを作っているところ。
四角いスイカとか、ゆで卵とか作る要領ですね。
奥に写っている、塔みたいな状態になっているのは、細長い種類のものを、とぐろ巻いたようなカタチに育てているのです。
他にも、縛って縄文をつけたり、実に段を作ったりと、育てる段階から、どういうモノにするか構想を持って栽培されてるんですね。
ちっちゃな、千成ひょうたん。
これが、花。
子どもの背丈ほどもある、細長ーーーーーいカタチのひょうたんとかも、あります。
そして、大きさや形状に関係なしに、受粉してから35日で、その種としての最大サイズにまで育ちきるんだそうです。
だから、大きなものだと、1日に数センチも育つ。
筍も一晩で伸びるけど、植物の生態って面白いですね。
カタチのよい瓢箪ができたら、その実から取った種で増やすと、いい姿の実がなりやすいそうです。
今、なっている瓢箪たちは、11月頃に、購入できるところまで仕上げられるそうです。
収穫したらすぐ使えるわけではなくてね。
水に漬け込んで、中身や表皮を腐らせて溶かし、ワタを洗い流して乾燥…という工程を経て、ようやく、中が空洞になった瓢箪として、出来上がるんです。
あかり玉になる前の瓢箪は、こんな風にしてこの世に出てくるんですねー。