小さいキャンバスが楽な絵とはまだ思えないけれど、ぶきっちょに手仕事よりは楽なのは確か
先日、己の不器用さを嘆きながらも大いなる妄想のために練習しているモノについて書いた。
水引である。
それを、一体、何にしたいのか…という話なんだけど。
あかり玉なんである。
桜波千鳥のあかり玉 #あかり玉 #ひょうたんランプ #ハンドメイド #ランプ #異界絵師
作れなかったらカッコ悪いからハッキリ書かないでおこうと思ったんだけど(笑)
いかにしてそうするのか、という格闘の模様もネタにしたいと思ったら、どうせ書くことになるのだし。
もういいや、書いちゃえ...と。
あかり玉は、ランプシェードだ。
ひょうたんに穴を開けて作るヤツを「あかり玉」と名付けた。
ランプシェードは、いろんな素材で作られる。
私も過去にビーズとか和紙とか使ったこともあるし。
陶器でも作っている。
ある時。
ふと、思ってしまった。
ひょうたんは、どう転んでも「ひょうたん在りき」だから、ひょうたんの良い個体が手に入ることが前提となる。
自然のものを使うというのは、とてもいい。
癒しグッズとしても自然のモノはいい。
しかし。
ひょうたんの、あのフォルムを、もっと違う素材ででも、作れないだろうか。
陶器は作れる。
それは、わかっている。
もっと違う素材は?
ワイヤーなら、多分いける。
でも、もう少し、点灯していない時の見た目にも華やかな感じのものは?
無骨すぎなくて、置いておいても暖かみのあるもの。
ワイヤーは好きだけど、なんか、これについてはちょっと違うんだなあ...って思うんだなあ。
そんな感じで、レジンパーツを使う手段を考えた。
これも、目下格闘中。
パーツの試作をしているうちに、あかり玉とは別のモノに転用できるんじゃあるまいかと思いはじめ、それも合わせて格闘中。
そんな中。
ある日閃いたのが、水引だったわけですわ。
日本の伝統工芸品でもあるし。
もともとがお祝いのものだし。
神事でもある。
そうだ、それだー!
と、いうのが、昨年秋の話。
そこから、水引アートの本を買ったり動画を見たりして練習しつつ、現在に至る。
しかし、私が残念なところは、不器用さだけではない。
図解が、まるで理解できない。
折り紙も、編み物も。
図解が、本当に、理解できない。
なので、やはり数回でもいいから人から教えてもらいたいと思って探してみた。
そしたら、意外にも家の近くに教室があったので体験会に申し込んだ。
申し込みに行ってわかったのだけど。
その教室は、2018年1月開講という新講座だったらしい。
なんだそれ。
よくまあ、そう都合よく。
ひょうたんランプに行き着いた時も、恐ろしいほど流れよくとっとと第1作を作るに至り、ひょうたんの入手先まで超スピードで繋がったんだけど。
あかり玉に関する事は、だいたい、そうやって超スムーズに流れるのだ。
私の実作業という段階で、とんでもない難易度だったと判明することばかりだけど!!
先日、某見えない世界の御方に
「もっと楽なやり方もできるのに、なぜか絶対にそれを選ばない」
という苦言を頂戴したのだが。
なんというか…
絵の方は、できるだけ、楽にやれる方法をとるようにしますんで。
他の手仕事は、やりたいことを「ああ、これは無理やった」と思えるまではやりたいんで。
すんません。
てことで、絵の方は、こんなカワイイ大きさのキャンバスを下塗りして、乾燥中です。
こんな小さいキャンバスを買う日が来るとは思わんかったけどな...。
でも、絵皿の絵付けになれてきた今なら、この大きさも射程圏内だぜぃ。
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