VALUに登録してみて改めて考えている「自分の出し方」
※本記事は、VALUサービスがスタートした当時のものです。現在は終了したサービスですが、記事自体は残しておきます。
VALUへのリンクは外しております。
VALU、私も登録してみました。
存在は知っていたけれど。
炎上ブロガーみたいな人たちが人から資金を集める手段にしているような印象が強くて、敬遠していました。
実際、そういう使われ方に注目があつまっているのだけど。
本筋はそこじゃない、ということがわかってきた。
ので、登録することにしたわけです。
それなに?という方は、Google先生に聞いてみてね。
っていうだけではナンなので(笑)
やっと理解できてきたのは、
VALUは、自分をトレーディングカードに見立てると腑に落ちる。
ってこと。
当初、個人株式だと言われていたので、どうにもピンとこなかったんです。
会社なら、大株主が大きな権利を持つようになるし。
資産形成としても理解できる。
けれど、VALUは、売るのが個人。
個人に対して経営権行使もクソもないだろう?とか。
個人を担保にした資産なんてどこまでの効力が?とか。
思ってた。
が、株式ではなく「トレーディングカードの交換または売買」と思えば。
希少価値のあるレアカードがびっくりするような高値で取引され、しかも、そのカードが持ち主にもたらしてくれる恩恵は「それを所持している優越感、悦び」がメインで。
カードゲームならば、それを使えば勝率があがる、という恩恵もあるだろうけれども。
ベースボールカードのように、所持して悦に入る以外の使い道がほぼない、という種類のものであっても、立派に高額取引の対象になるわけで。
なるほど、そう思えば、個人のVALUを買うということの意味や、買ってもらえることの意味というのが、実に納得いくわけです。
実際に登録した時、職種を選ぶ際に、あまり精査せずに「アーティスト」を選びました。
後から、「画家」があることに気づき、アーティストよりはまだ画家の方がいいかな、と思って変えました。
しかし、ここではよく書いていますが、そもそも私は画家ではありません。
絵師と名乗っているのは、画家ではないというのが自分的には重要なポイントだからです。
職業としてはその方が通りがよいのだから、画家でもいいと思っているならば最初から画家にしています。
ただ、そんな個人のこだわりは、人から見たら意味がない....かも知れない。
あくまでも、「かも知れない」です。
職人の方が私にはフィットする。
感覚的に。
けれど、他人のことだと思って職人というイメージで見てみた時に、???になる可能性もあるかな、っていう気はしていて。
それも、あくまでも「かも知れない」です。
だから、自分の思いを優先して突っ切るか。
もう少し、冷静に見てみるか。
今、それを測っているところ。
追記:この記事UPしてからほどなくして、職人に変えてきました。
しばらく様子を見ます。
そして、このことで、改めて、自分の出し方ってものを考えています。
今私が主に販売しているのは龍印画。
他の神仏画も販売はしていますが、力入れているのは龍印画。
これから、「言縁占符」(ことよりせんふ)のメニューも出していきます。
そのどちらも、「モノ」としてではなく、「見えない世界的なエネルギーも含めたモノ」です。
護符やお守り系の、物理的なモノの価値だけでは存在しない商品になります。
もちろん、神や龍や天使の絵も、その領域。
人が価値を見いだすポイントは、絵そのもの以外の部分に依るところが大きい。
昔は、正直言うと、そういうのが嫌でした。
絵は絵だし、余分なところ見なくてもいいよ、って思ってた。
でも、今は、スタンスが変わってきています。
というか、自分の絵を適正に扱うようになった...ということだと考えています。
(この変化は自分の中ではすごく大きい。別に書こうっと)
それで、むしろ余計に、職人枠ではないかな、と思っている。
前は、感覚的に、職人の方が合うよなって思っていただけだったんだけどね。
まだそこまで言えないと自分で思っているので、名乗らないけれど。
術者として描く、という道筋に乗り始めている自覚が出てきていて。
(今頃か?と一部の人からは言われそうだけどね 笑)
単なる、見えない世界に使われてる絵描き、というところから、少し脱皮しつつあるとも、思っているんです。
その状況の今、こうして、全く新しい場に対して「自分をどう出していくか」ということを考える機会が来た。
新しいセルフマガジンの企画を止めているのも、ここに関係しています。
ただ龍専用のマガジンを作ろう、って思っていた時とは、自分のスタンスが全然変わってきているから。
根底からやり直した方がいい感じに思えている。
プロデューサーさんに相談して、骨格まで作っていたのだけど。
いろんなことが複合的にぐっと動いてる感じです。
私は、私の作るモノを、一体どう受け止めてきて、これからどう受け止めていくのか。
その根本的なところを、考える機会となってます。
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