緋呂の異界絵師通信

ミエナイセカイ ハ カサナッテル

好きなこと、というのは、強制されないことを言う

本当は好きなことはあるんだけど
外ずら気にしたり周囲のこと気にしたり
自分のプライドの高さから
あるのに気づかないフリを
している人はいると思うので
そういう人は自分の好きに気づき
自分の好きに邁進すべきだと思うけど
そうでなくて本当にたいして
好きなことがないならそれでいい。

好きなことを無理やり見つける必要はない : ブロガーかさこの好きを仕事にするセルフブランディング術

 

「好きなこと」って、一時流行した(今もしてる?)「わくわくすること」と、結局は同義語だと思う。

 

好きなことしよう道、って勝手に言ってる私だけど。

ぶっちゃけた話、「わくわく」という単語にはすっごい違和感があって、なかなかそれを呑み込めなかった。

今も、拒否感みたいなものこそ減ってきてるけれど、自分にとってフィットする語感ではない。

 

「好きなこと」という表現に拒否感が出ないのは、その言葉の構成のせいだと思う。

 

わくわく、というのは、「感情だけで成り立ってる」言葉だ。

ある一定のテンションなり、高揚感なりを持った状態を表現する言葉で、自分の感覚が「それが表現していると思われるエリアの中」に一致しない場合は、違和感しかない。

つまり、私自身が想定する「わくわく」な状態というのが、自分の実感に合わない。

自分にとって、その状態は「点」としてしか存在しない。

ある瞬間、基準線を超えて感じた時。

その「点」でしか存在しない「わくわく」を、「状態」として継続してなくてはいけない「わくわくすることをやる」という範囲に拡げる、ということが、無理だった。

 

そんなテンションで日常を送ることは、できない。

私にとっては、わくわくすることをやる、というのは、無理ゲーだ。

 

 

そこいくと、「好きなこと」というのは、感情でも状態でもない。

「そのこと」を自分が好きかどうか、という話。

やってて面白くないこと、イヤなことが多くを占めているような何かを「仕事」にして、日々鬱々とするのであれば、「あ、これ好き」と思えることを仕事にした方が、人生は楽しい。

仕事にしなくても、そういうことをやっている時が多ければ、それだけ楽しいだろう。

時間比率で少なくても、感じとる時の頂点が高いなら、その頻度を上げる方が、人生は楽しいだろう。

そういうことだ。

 

 

「しなければならない」となると、どんなことであっても、それは苦しいことになる。

楽しかったはずのことでも。

 

見つけなければならない、なんて、誰も言ってない。

 

その方がいいと思うよ、と誘っているに過ぎない。

 

そもそも、強制されてやる時点で、「好きなこと」ではないよね。

 

どうして、「好きなことをしなければならない」とか「好きなことを仕事にするべきだ」とかいう、強制の方向に勝手に変換してしまうのだろうか。

 

それだけ、真面目なんだろうな、と思うけれど。

 

 

真面目なのはいいことだ。

でも、クソ真面目なのは、よくない。

というか、クソ真面目なのは、自分が苦しむだけだよ。

経験者は語るよ。

 

 

クソ真面目なのは、百害あって一利なし。

これ、ホント。

 

自分にとって百害あって一利なしなら、他人にとっても同じ。

だって、百害によって苦しい苦しい、もうイヤだ~!というストレスは、いつの日か、身近な弱いところへ向かって放出される時が来る。

 

子どもに当たる。

夫に、妻に当たる。

同居の弱ってきた親に当たる。

部下かも知れないし。

立場が自分より弱いと思われるママ友が的になるかも知れない。

ネットで見つけた何かへの一斉叩きに荷担するかも知れない。

あるいは、己自身の弱いところに当たって、その結果として様々な病気になるかも。

 

そんなことで貴重な人生の資源を浪費するなら、好きなことやった方がいい。

 

その程度の話だ。

 

 

仕事にする、ということが、そもそも不可能なジャンルのことだって世の中にはある。

そういうことが「一番好き」なら、それを仕事にするというのは困難だろう。

その困難を突破してでも仕事にする方法を探す…そのことそのものが「好き」なら、それは楽しい苦難の道になるだろうから、やればいい。

 

でも、仕事にするまで乗り越えていくに伴う苦難の方が、仕事にせず適度に楽しむ方が楽しめていい、と思うなら、そんな困難をあえてやる必要もない。

 

そこは、個人が「自分の生き方の、どんなことに重きを置くか」という問題であって、他人がどうこう言うべきところじゃない。

 

 

苦難を乗り越えた末に手に入れる何か…というのは、それ以前の時に「想像していた状態」とは、おそらく、雲泥の差がある。

だけど。

それをわかっててなお、想像してるだけで楽しめるからそれでよい…というのなら。

それで、いいと思う。

 

ただし、その場所から先へ行こうとする人の足を引っ張るのは、御法度だからね。

 

 

 

笑って過ごすところに、福来たる。

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