緋呂の異界絵師通信

ミエナイセカイ ハ カサナッテル

好きなことやるって、下積みや努力がいらないってことじゃないから

「好きを仕事に」ってのは、「楽してできる」ということとは、違う。

 

やりたくないことなのに喰うためと言い聞かせて、ガマンを自分に無理強いして、そのためにいつもストレスを抱えていて不健康で…みたいなことよりは、断然、楽だと思う。

 

それは、「苦が苦でない」領域でやっているから…ということであって。

 

全く一切、なんの努力も精進もなく、なんでもうまく行く…なんて。

そんなウマい話しは、世の中には、無いのだ。

 

なんか、そういうところをヘンに都合良く考えて「そうだ、好きなことだけしよう!」って思っても、そりゃあ…うまくいかないよ。

 

 

全然絵を描いたことがない…という人が、たまに、描き方を教えてほしいって来ることがある。

当然だけど、いきなり思うように描けるわけがない。

でも、練習は必要ですよ、って言うと、たいていの人は「そんなつもりで来てないし」みたいな反応をする。

 

それ、無理だから。

 

もちろん、絵の内容や画材や描き方によっては、初めて描く人でもある程度は見栄えするように仕上げられる手法はある。

流行継続中の、”パステル○○アート”などは、その好例。

もちろん奥は深いので、追求しようとすればいくらでもできる。

でも、未経験の人も「わぁ~♪」と自分で思えるくらいに最初からできる。

そういうところから入って、だんだん難易度を上げていく…というのが良いと思う。

 

しかし、時に、それすらも試みず

「そうじゃなくて、今ちゃちゃっと描きたいんです」

と、か言われるとね。

(実際に言われたことあるし)

 

そういうのが教えられる人(…が、いるのかどうか知らないけど…)のところに行ってくださいね、って、言うしかない。

 

 

一発屋と揶揄される人達もいるけれど、その人達が「一発」を打てたのも、そこに至るまでに下積みがあって、あきらめずにやり続けることができたからこそ。

一発打つことができた、というのは、それだけで、スゴイのだ。

なにしろ、その打席に立つことができた、というだけでも、スゴイ。

立った時、打つことができた…というのは、さらにスゴイ。

 

それ以前に消えていく、あきらめていく、やめていく…そんな人の方が、圧倒的に多く。

打席に立つこと自体をあきらめた…とか、そもそもそこまでやらなかった…とかいう人達が「一発屋」と揶揄するのだ。

 

 

それを全く理解も想像もしないで、安易に「楽したい」のなら…むしろ、好きを仕事になんて思わない方がいいと思うよ。

継続することができてこそ、仕事になるんだし。

継続できるってことは、ずっとやるってこと。

下積みも努力も、苦でない…ってこと。

 

まあ、まだそんな偉そうにしてられる状況じゃないけど。

そんな程度の私にですら、それは、わかること。

 

そういうこと。

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アイキャッチ画像」ってものを使う意味を初めて感じた…っていうことがあったので、作るようにしようと思ったのであった。

けど、記事タイトルの真下に入れると、ダブってちょっとウザイかなと思ったんで、ひとまず記事末に挿入してみたナリよ。

けど、案外メンドクサイ作業なんで、ヤル気がある時に限るかもね(笑)

 

 

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