The FOLL道 バカへの道
もっと、もっともっと、バカになりたいと思っている。
今が賢いという意味ではないし、その意味で言うならば、とうにバカなんだけど。
残念ながら、なりたいと思っているバカとは違う。
The FOLL道…とでも言うのか。
その道で、すごいハイレベルな見本となる人を、すでに知っている。
その道は、容易ではなく。
リスクも高く。
けれど、歩く甲斐は限りなくある。
そんな、道。
それにしても。
ここんとこの、己の考え方や感じ方の移り変わり具合に、しばしば自分でびっくりしているんだけど。
さっき、ほうげつあきよし氏のブログに、こんな記事を拝見した。
木は五行の中で唯一「生き物」であり、「進化」「変化」が最も顕著である。
大木と草花(五行のお話) - 昭和歌謡とアニソン好きの占星家&天珠アクセサリー作家ほうげつあきよしのブログ[らいふくどうブログ]
私は、乙の生まれだ。
なるほど、確かにそう言われてみると、5大エレメント中、唯一の「生き物」だ。
どんな植物かで、変化速度や幅は違うけども。
たとえば、竹なんかだと…一晩で見上げる程になっちゃったり…。
ほうげつ氏の上の記事に、乙は蔓草…というのも、書いてある。
蔓草っていうのは、「最もタチが悪い」雑草の一つ。
除去しても除去しても伸びてきて、あっという間に侵食する。
少々の日照不足も水不足も凌ぐ。
そして。
これは本当に、偶然なんだけど。
私は、「軸」というものを、こういう「蔓草」でイメージしているのだ。
乙巳な私は、どこにでも這い上って増殖する、空を飛ぶ以外はたいていできる生物…だと、思っておこう。
自分の軸というものを、大木のようにどっしりと固定されたモノではなく、変幻自在に這い進み、這い上り、広がっていき、コンクリートに細かい穴を穿って浸食していくものとイメージしていた私は、きっと、自分が土台にしてきたものを脆く破壊しながら、次へ種を飛ばすのだろう。
廃墟で、一番目につくものはなんだ…と言えば。
濃い、濃い、緑だ。
中でも、どこまででも這って覆い尽くす、蔓草。
そして、蔓草というのは、その構成のほとんどが「筒」なんだよね。
以前、こんな記事を書いた。
ここに、自分の構造モデルとして、パイプを描いている。
内側に通して、流していく。
それだけの構造。
乙が蔓草…という表記を見て、真っ先に、この記事を思い出した。
なんとなんと。
蛇もね。
大きなモノを呑み込むんだよね。
そして、彼らは「吐き出す」ことが、構造上できないので。
時に、デッカイもの呑み込みすぎて死んじゃったりするんだよ。
卵とか、丸呑みして、後から高いところから飛び降りて衝撃で割る…とかね。
(実母が子どもの頃、この光景を目撃して以来、大の蛇嫌いになった…そうな)
まあ、なんと、面白い符号じゃありませんか。
あー、移り変わる、ということから、変な方へ話が飛んでしまった。
ともかく。
バカになろうと思います。
そのために、現実にいくつか手を打ったこともあります。
ま、それが、私が思う「バカの道」に直接繋がるかどうかってのは、今はわからないけどね。