異界絵師は炎の窯の夢を見るか
見る。
登り窯
穴窯
薪窯
電気で焼成する電気窯とは違って、本当の、炎とのコラボになる。
炎が好きな私には、あこがれの窯。
けれど。
とにかく、設備が必要。
温度は1300度くらいになる。
長時間…数日間、燃やし続ける必要がある。
焼成が終わるまで炎を絶やすことはできない。
仮に、自宅庭や畑の空いた場所に耐火煉瓦で窯を作ることはできても。
数日間燃やし続けるなど、一人で作業できるようなシロモノではない。
誰にでもできることではない。
だからこその、価値とは言える。
電気窯なら、マイコン制御で温度設定できるものもある。
できないものでも、ある程度窯に任せることができる。
置く場所と、導入の費用がまかなえるならば、電気窯なら、手に入れることは夢ではない。
炎を使った焼成を最も手軽に行うには、七輪を用いた手法がある。
ただ、焼きは甘くなるしバラツキは激しい。
けれど、これならば導入に現実味がある。
まずは、こうしたところから。