妄想劇場 “それは単なるズレである”
【妄想劇場】それは単なるズレである。
オマエは、いつから、全方向を見て全方向を理解できるようになったのだ?
オマエの目は、相変わらず、前方の、それも決まった一定の角度の中に収まるものしか一度に見ることはできず、理解できることはもっと少ない。
その話は、いつから、
・どちらが正しく、どちらが間違い
・どちらが清く、どちらが間違い
・どちらが精錬で、どちらが鈍磨
・どちらが上位で、どちらが下位
…みたいなことに、なっとるんだね?
そもそも。
一直線の上にあったものが、ほんのわずかにズレただけで、AからBは見えなくなることもあるのだ。
BからAが認識できなくなることもあるのだ。
そんな、わかりきったことすら忘れたのか?
視野の相違。
視覚の相違。
認知力の相違。
理解力の相違。
嗜好性の相違。
許容量の相違。
立脚点の相違。
そんなものを、どっちが上か下かみたいな話に、すり替えるでない。
他人がそれをやろうとも、オマエまで同じようにそうする必要はない。
気づいている者が見方を変えるしかない。
気づいていない者には、変えようがないのだから。