旧<緋呂の異界絵師通信>

2018.05 本拠地を新天地へ移しました

妄想劇場 “ふさわしい場を選べ”

【妄想劇場】ふさわしい場を選べ

 

自分がどのように見られていたいのか、どのように人から扱われたいのか。

 

その答えが、

「あのメンツの中でなら、カリスマでいられるからな」

という、あの言葉には含まれている。

 

 

聞いて、ぴかっと光るものが、あったろう?

自分の中に、あったろう?

 

あの子は、自分にとってふさわしい場を、ちゃんと、選んでおるのだ。

そういうことだ。

 

たとえ、そうやって持ち上げてもらっている人達のことを、彼らがいない場では悪し様に辛辣に叩いていようとも。

奥の方で、その人達が自分にとって必要であることが、あの子には、わかっているのだよ。

 

たとえ、意識の上では違うことを言ってたとしても…だ。

 

 

 

 

それって因業だなぁと、オマエ、思ったろう?

その通りだよ。

 

 

なに? あの子は一匹狼を公言しているのに…って?

どう公言していようと、そんなことは、どうでもよい。

そういう場を選んで、そういう風に仕向けるように振る舞っている…というのが、答えだ。

 

 

 

傍目には、誰かに依存して自分を保ってるように見える…って?

判断基準が、本人の中に見えない?

 

何を言うか。

判断基準は、ちゃんとあるぞ。

 

それがあることは、オマエにも、わかってるだろう?

どういう時に、手のひら返しが始まるか。

わかっているだろう?

 

 

 

承認を、誰よりも必要としているのに…だ。

素直にそこを受け入れれば、もっといろいろ、スムーズに流れるだろうに…だ。

 

それを対価に支払って、あの子は自分にふさわしい場を、掴んでいるのだ。

それでいいではないか。

 

 

オマエはどうだ?

どのような言葉がほしいのか、どのように扱ってもらいたいのか。

それを、自分で把握しとるのか?

 

オマエも、自分にふさわしい場を選べ。

何度でも、いつでも、選び続ければよい。

それだけの話だ。

 

 

 

 

f:id:art-hiro-b:20160727211746j:plain


掲載画像、文章他の転載はご遠慮ください。引用の際は出展元の明記をお願いします。