リンク追加★テレビはもう終わった!オンラインお絵描き会「ひゃくみっくす」で体感したオンラインエンタメの可能性
※MVPの記述の近くにリンクを追加しましたよ!
私はもうずいぶんとテレビをほとんど見ない生活だ。
私のパソコンはリビングの一角にあり、我が家にはテレビはリビングにある。
なので、家族が見ている時は音声は流しっぱなし。
たまに、そこから何かひょいっと耳に入ってくると、チラチラ見ることもある。
が、自分しか家にいなければ、テレビなんかプラグから抜いちゃって全く問題無い。
家庭内から削除してかまわないモノNO.1だ。
イマドキ、見たいものはたいてい、ネットを探せば見られるしね。
そんな生活だから、テレビなんてもう自分の中では終わってるも同然だった。
けれど。
今日という今日は、本気で、もう終わったな、と思った。
オンラインお絵描き会「ひゃくみっくす」。
かさこ塾メンバーのオンライン企画アイデアマンなあざみっくすさんと、広告漫画家ひゃくまんさんの合同企画だ。
あざみっくすさんの「オンライン居酒屋」の延長線上にある企画…と思っていいと思う。
「オンライン」の可能性~オンラインスナックとインタビューという2つの試みを見て - 緋呂の異界絵師通信
内容は、プロの広告漫画家ひゃくまんさんが出すお題を、お絵描き参加の数名が持ち時間1分で即興絵を描いて見せ合い、最後にひゃくまんさんが描いて、次へ行く…という。
テレビでは見たことのある企画。
それが、規模が小さいだけで、完全に再現できてた。
おまけに観客はチャットでわいわい好き勝手にヤジ飛ばしたり突っ込んだりし放題。
チャットの内容も動画も全員で見られるので、リクエストも出せるし、出演側から観客へ向けて質問したり、チャットに答えたりもできる。
ウザイCMでブチ切られることもない。
ひゃくまんさんの絵は、オンライン会議ツールの機能を使って、その場で描いて行く様子が見られる。
これが最高によい。
人が絵を描くところって、見ててほんと楽しい。
できたのを見せてもらうのもいいけど、描かれていくところを見られるってのが素晴らしい。
描画の過程を記録して、再生動画を他の人に見せられるという機能を備えたお絵かきソフトはいくつかある。
そういったもので、人の描く過程を見る機会は、デジタル絵が広まってから普通になってきて、すごく嬉しいのだけど。
それを、リアルタイムでオンラインで見られる、っていうのは、録画を後から見るのとはまた違った刺激があった。
今回、絵描きは観客参加のみ(発言はチャットのみ)という決まりがあったのだけど、それがなくても私は観客参加のつもりだった。
なんというか……自分が描く人だというのを外して楽しく見ていたい、という気持ちだったので。
手元でお題を描こうかな、とか、最初は思っていたけど、それもやめて見るに徹していた。
おかげさまで、チャットも楽しめてよかった。
スターも誕生した。
といっても、彼女はもとからその素質を十分見せていたのだけど。
まりこさんの絵は、とにかく、クオリティの高いことこの上ない。
方向があさってすぎて、もう、予測不能。
一つずつ、とんでもない破壊力を持っていた。
文句なしに、今日のMVPだ。
ひゃくまんさんのイベントレポ記事に、まりこさんの絵がUPされているのでリンク!
神イベント爆誕!第1回『オンラインお絵描き会ひゃくみっくす』 | | 【百漫画】広告漫画家百万のウェブサイト
他のお絵描き参加のみなさんは、ファシリテーター兼任のあざみっくすさんとひゃくまんさん他、以下の通り。
みなさん、それぞれに個性がある。
やっぱり、描く人と絵は、なにかしら似ている。
(まりこさんは…? え? でも、似てるところはあるよ)
出たお題は、全部で7つ。
1.猫
2.コアラ
3.太陽の塔
4.腕組み
5.ブリッジ
7.天狗
全回答スクリーンショットを取ったつもりだったが、途中2問が抜けていた…残念。
抜けたのは、「ペコちゃん」と「ムーミン」。
いつでも実行できる、というのが、小規模なコミュニティで行うオンライン企画の利点だと思う。
思い立ったら、すぐに日付も参加者も短時間で設定でき、費用もかからない。
参加者は、回線さえあれば、どこからでも参加できる。
著名人を連れてきたり、大がかりな機材を使ったり…ということは難しいにしても、そんなのはどうでもいいと思える。
要は、コアな人達同士だからこその盛り上がり…というのが、非常に効き目のあるスパイスだからだ。
どこかにいる遠い誰かが、自分は参加できないところでなんかワイワイやってるのを見ている…というスタンスではない。
こういうのは、AKBのような「僕が応援するあの子」な感覚に近いかも知れない。
みんなが、こんな面白いことを、それぞれ好きな時に、好きな内容でどんどん、やれるようになれば。
今までの、テレビしかなかった時代とは、まるで違った文化が育っていくんじゃないだろうか。
大きな資金や装備を必要とするような特定の番組や作品を作る、という世界との棲み分けができていくことで、受け手としても作り手としても、選択肢も可能性も広がっていると思う。
一家に一部屋、配信室。
そんな時代が来るかも知れない。
ていうか、配信室欲しい。
気兼ねなくパソコンに向かってしゃべれる場所欲しいな~。
庭に工房計画を進めてもらわねば(笑)
とにかく!
今日は、「なんていい時代に生きてるんだろう」って、心底思う日でした。
神企画だね、「ひゃくみっくす」
ありがとう~!