空に描かれる雲のカタチ
空を流れていく雲は、刻々とカタチを変える。
一瞬たりとも、同じところに留まってはいない。
見上げる位置や時間が少し違っていたら、そのカタチには見えなかった…と。
そういう、絶妙なタイミングで形作られる「雲の芸術」が、好きだ。
特に好きなのは、台風の去った後の空。
冬の朝の空。
夏から秋にかけての、夕空。
こんな雲にも、しばしば、遭遇する。
こういう雲の姿を、何に見立てるか。
人によって、きっと、見えるものは違う。
私は、「ここに龍神が写ってます!」みたいなことは、言うつもりもないし。
そういう風にも、思ってない。
自然が空に描いた芸術だと、思っている。
目撃はしても、シャッター押せない時もよくあるので。
写真が残せた時、というのは、さらにタイミングがよかった時。
見せてもらえて、ありがとうございます。
素直に、それだけ思っておけばいい。
と、思う。