語るは何か……何もないのか
ここのところ、天空が、なんだかすごく、騒がしい。
…っていう気がする。
美しいのは、よいことだ。
でも、なんか、美しいという以外の何かがあるように感じられてしまう。
19日の夕方。
これは、車窓越しの撮影。
だけど、左側の虹色は、実際に空に出ていた。
その2時間くらい後。
弱くなっているけど、左側の円虹は、まだ見える。
電柱のすぐ左側に、上の方に向かって上っている雲がある。
それを上まで追っていくと、「逆向き」の虹。
なんで、上向きの円弧になってるのだろう。
どういう風に屈折すると、こういう光が出るのだろうか。
上の状態から、更に数十分後。
人によって見えるものは違うのだろうね。
その翌日…21日の夕空。
空は、人間が見てるから美しい…のじゃない。
もともと、ただ、あるだけで美しい。
観客のための美とは違う。
でも、黙って何か語っているように、感じる。
人間は、こんな有様で、いいんだろうかね。
私は、こんな有様で、いいわけないけどね。