旧<緋呂の異界絵師通信>

2018.05 本拠地を新天地へ移しました

うまく活かせば、かつてないほど豊かでいい世界を織りなせるはずだから

人の感覚は、人の数だけの感じ方がある。

ただ、それを表現するための言葉には種類が限られていて。

かなり違う感覚の人同士であっても、使っている言葉が同じ...というのが常。

おかげで、いろんな行き違いや混乱や、誤解が生まれる。

 

かといって。

感覚の数分の言葉があっても、結局それは「通じ合わない」ので。

近い共通の言葉を探すことになって、結果的には「限られた数の言葉しかない」時と状況は同じだと思われる。

 

人と人とが、相互に、ダイレクトに自分が感じているものを相手にそのまま、送ることができるようにならない限り。

 

いや。

もしそうなっても、痛覚に対する敏感さからして個人差があるのだから。

結局は、自分と全く同一の感覚を人に感じてもらうこと自体が、無理ゲーということだ。

 

それを埋めるために、想像力がある。

比較する力があり、差分を感じ取る力があり。

全く違うかに思えること同士に存在しているわずかな共通項目を探し当てる力がある。

 

せっかくそういう力があるのに。

あんまり活用していなくて、鈍らせているのが現代人じゃないかな。

って、時々思う。

 

便利なものがたくさん生み出されてきて、それはそれでスゴイことで。

けれど、代わりに失ったり退化したものも、たくさんある。

 

もちろん、退化も変化の一つだし。

決して悪いことではない。

 

そうは言っても、本来人間同士がうまくやっていくために生まれてきたはずの力までが変質してきて。

今、様々なことの過渡期まっただ中に生きている現代人。

おそらく、過去なかったほどの秒速変化を経験している。

ほんの5年、生まれた時間が違うだけで、まるっきり異なる経験をしている。

 

それは、いい感じの情報交換がなされた時には、これ以上ない豊かな世界を織りなすことができる可能性があって。

 

だから、できることなら、いい感じの情報交換ができる環境を作れるように、自分も心がけたいな、と。

考える毎日。

 

そのために、何をしますか?

 

 

 

 

【ご案内】

★外部サイトからも読者登録できます!→

 

 

自作カードのためのケース、市販箱のアレンジで作っちゃおう

市販品ではない占い符のケース、どうしてます?

 

私は、大天使スピリットカードと「言縁占符」(ことよりせんふ)があります。

大天使カードは私の作ったカードで、今も、手元プリント。

当然、箱はありません。

これは、カードケースではなく、ジュエリーケースに入れています。

こちら。

f:id:art-hiro-b:20170801211041j:plain

このケース、わかる方にはわかるかと思いますが。

オーラソーマ社製です。

たぶん、販売されてないと思います。

その昔、オーラソーマジュエリーを買ったことがありましてね。

その時のプレゼント品なのです。

セラピスベイのミニボトルがついております。

このカードをイベント出展の時に使うにあたり、持ち運ぶ箱にあまりにもジャストサイズだったので入れて以来、このカードはこの箱が指定席。

 

販売用には、名刺用のプラケースをおつけしておりますが。

まあ、色気はない(笑)

 

 

 

そして「言縁占符」(ことよりせんふ)。

これは、白木の箱に比較的手頃サイズのものを見つけたものですから、そこに焼き絵して専用にしました。

f:id:art-hiro-b:20170710004216j:plain

 

 

 

そして、もうすぐ、ことよりの倍の枚数を有する占符も、使えるようになります。

それが、マーヤラジャ先生直伝の、言縁百式というもの。

【言縁百式符のこと】 : 薔薇と魔法と言魂と~トゥリニセッテ

 

私用のカードは、自分で作ります。

まだ、ありません。

箱だけ、今日、作りました。

f:id:art-hiro-b:20170801211825j:plain

 

 

二つ並べてみた。

百式の箱は下ろしたばっかりなので、白い(笑)

https://www.instagram.com/p/BXPt10HFbh-/

白木の箱を焼く #篆書 #焼き絵 #ウッドバーニング

 

 

自分で作ったカード、ケースもセットで印刷すれば問題ないわけですが。

そうしない時は、こんな風に、市販の箱を自分用にアレンジしてあつらえるのも、いいものですよ。

マスキングテープ使ったり、ペイントしたり、シール貼ったり。

やり方はいろいろありますしね。

 

 

こちらの箱で私がお作りすることもできます。

特にカートなどにはUPしていないので、気になる方はお問い合わせください。

お問い合わせ・リクエストはこちらから - 緋呂屋ー”スピリット”をアートする和モノ雑貨と絵画のお店

 

 

 

★外部サイトからも読者登録できます!→

 

 

「カミサマをディスる曲」考 神は何一つ、止めようとはしていない

この話は、もう少ししてからじっくり書くつもりだったのだが。

現時点でも書けることは、書いておこうかなと。

 

何かというと。

カミサマをディスる曲

というのが、今、作られつつあり。

その元になった記事がありまして。

それが、こちら

kasakoblog.exblog.jp

 

作られつつある曲のデモ

カミサマをディスる曲デモ(かさこ)2017/7/24 - YouTube

 

これが完成したら、この件について書こうって思っていたのだ。

なぜかというと、まだ歌詞が変わるかも知れないから。

未完成だからね。

たぶん、まだまだ、盛り込みたいことがご本人の中にあるだろうな、と思うので。

でもまあ、その時に私が思うことも、今とそれほどは変わらないかなとも思うし。

 

 

 

今のところ、この件について言及されている記事で共感したのは、こちら。

blog.gamachan.com

blog.gamachan.com

 

上の2記事の筆者、ガマちゃんは、私と違って敬虔な方。

きっと、私とは「神を信じる」と言っている、その在り方が違うと推測もしている。

けれど、宗派や神の種別に関係なく、信仰というものへの姿勢っていうのは、比較的共通しているところもあるのかな、って、勝手に思っている。

 

ただ、一神教を信じるか、私のように何でもあり派かでは、アウトプットの結果は似ていても発端やプロセスは全然違うのかも知れない。

そこは、じっくり話をしてみたいな、っていう気も、してる。

 

 

 

で、この曲について。

かさこさんの「神とはもう一人の自分であり~」という記事は、私は大好きな記事。

その通りだと思っている。

一人でも多くの人に読ませたい、と思える記事だ。

 

そして、今作られつつある「カミサマをディスる歌」。

これにも、私はけっこう期待している。

f:id:art-hiro-b:20170801102334p:plain

 

だって、この通りだからだ。

あなたの存在が紛争の種。

 

そして、信じる、という標語を掲げることによる、思考停止。

 

一神教の神を指しているとはうかがえる。

が、そうでない世界観に対しても、十分に、同じようなことを言いたくなることはある。

少なくとも私には、本当にしょっちゅう、 

 「オマエらなんか、いない方がよっぽどいい」

なんて、思えてしまうわけで。

 

 

 

でも。

残念ながら。

そうじゃないんだよね。

 

その通り、だけど、そうじゃない。

 

一面ではその通りであり。

別の一面では、そうじゃない。

 

 

 

神とは。

在る、ということ。

 

それは、人間の疑問への回答をくれる存在...というわけではない。

疑問への回答は、人間が自分自身でつかみ取る以外に、ない。

神は、その場を与えるだけ。

 

幸も不幸も、神の意向であるとも言え、そうでないとも言える。

 

神がいるのに、なぜ何万人もの人が死ぬ震災が起きる、戦争が起きる。

 

だって。

神は、それを止めようとはしないから。

神は嘘つきなんじゃない。

犯罪をなくそう、災害をなくそう、戦争をなくそう。

なんてことは、一つも、約束していないから。

 

人を導くって言ってるじゃないか、って?

それもね。

人間の解釈でしかないと私は思っている。

 

 

じゃあ、なぜこの曲に「期待してる」なんて思うか?

 

それは

「考えるきっかけになるから」

だ。

 

大きな流れに投げ込む、一つの小石。

 

 

考えるきっかけのために、余白のある歌詞を作る。

彼の曲は、どれもそうなっていると私は思っている。

 

実は、「シンガーかさこ」には全然興味がないんだけど。

(それを本人にも公言しているけど 笑)

詩は、けっこういいのがあるな、とは思っているんだよね。

 

この曲については、完成したらまた、何か書くかもしれません。

私は、この曲を押してますので。

 

 

そんでもって。

もし、神がいなければ、そもそも世界も無いんだよ。

見えなくても聞こえなくても、感知できなくても。

興味が無くても、知らなくても。

個人がどう思っても...ね。

 

 

【ご案内】

★外部サイトからも読者登録できます!→

 

 


掲載画像、文章他の転載はご遠慮ください。引用の際は出展元の明記をお願いします。