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緋呂の異界絵師通信

ミエナイセカイ ハ カサナッテル

実験を通して考えた「モニター」という表現〜安易にありもの表現を使うと核心がブレる

楽しい実験をしています。

第一フェーズが盛況のうちに終了し、ここからは第二フェーズ。

有料プランが始まります。

 

 

この一連の流れの中で、「モニター」という表現について非常に考える機会がありました。

 

価格設定について、友人の助言がいくつかあり。

その時、私は大して考えもせずに、「試験運転」というざっくりした枠として「モニター」を使いました。

 

が。

友人は、私の今回の試みは、私にとっては初めてであるとしても、「私が描く」という点においては全く、初めてでもなく試運転でもない、と思ったわけです。

 

人から感じる見えないけれども確かにある何か。

それを描く、ということ自体は、私は天使時代からずっとやってきたことなので。

試運転もクソもない。

なのに、なんで、今更まだモニターだ?

 

と、いうわけですね。

 

 

確かに。

「モニター」という表現をするならば、その通り。

 

写真に描く、というのは確かに今までやってはいないけれど。

白い紙にゼロから描き出す、ということについては、やってきたわけです。

一定の確信も、私自身、持っています。

人物画も自分で描くか、その方自身が写っているものをベースにするか。

違いは、それくらい。

実際、やってみると、私にとっては全く問題のない「違い」でした。

 

 

ただ、今回の試みには、そういうことではない「試してみないと何とも言えない」という大きな要素がありまして。

それを試すための、実験でした。

 

第一フェーズは、連続してやっても、私自身のテンションが下がったり、楽しさが薄れたりしないかどうか。

そして、傾向の違う写真に描かせていただくことで、私の「引き出し力」を測ること。

 

これについては、成功しました。

見てくださった方々からの反応も、想定以上。

 

 

では、第二フェーズは何を試すのか。

 

それは、

 

「私自身が選んでいない、提供された写真に、描く」

 

これです。

 

 

第二フェーズは、メニューとしての正式スタートよりもやや安価でご提供いたします。

お代をいただいて、仕事として描きます。

「続けられるかどうか」を、試すフェーズです。

 

 

今回の試みは、好感触であることも十分に実感できました。

これを、神龍絵とは違った位置づけで、ある種の「エネルギーアート」として、商品化していくにあたって。

 

一番の大敵は、私自身。

 

私のメンタルが、私の手の要求に耐えられなくなる…というケースが、今までにもあったので。

だから、自発的に始めたことが好感触だったからといって、いきなり本価格で「はじめました」と言うのは嫌なのです。

そういう意味で、助走期間として考えているのを、あまり深く精査せずに「モニター」と表現したから。

そういう隙を見逃さない友人には、「何を言ってるんだコイツ」と、映ったのだと。

 

安易に、今ある表現を借りてくるってことの危険性を、こんなことで実感してしまいました。

 

 

…と、いうお話でした。

 

 

オリジナルのものを作ろうとしている時は、ありがちな表現を安易に使うことで、核心がブレることがあります。

自分がやろうとしていることが、本当に「その表現」であってるのかどうか。

常に、多角的に考えてみる習慣を持つって、大切です。

 

 


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