良き日にございました
アポイント2件と参拝と散策と体験とドライブ。
紙の神。神は紙。
そんな一日でございました。
アポイント2件
発端は、昨日の打ち合わせ。
試作の試作をチェックしてもらい、行き詰まっていることについてアイデアを乞うたのです。
したらば…なんか、ちょっとばかし思いがけない方向に流れていきまして。
これはもう、素人がごちゃごちゃ考えてても仕方かろう…ということで、とある業者さまをご紹介いただきました。
当日すぐさま先方にアポ取り。
突撃で、「明日お時間ください!」と、図々しくも最初のメッセージにアイデアをスケッチした画像を添付。
なんてよい方だ…すぐにお返事いただいて、即、約束を取り付けました。
が、その時に添付してあったアイデアスケッチを見て、別の業者さんを教えてもくださったのです。
こういう技術なら、あちらの方がいいのかも…って。
せっかく教えていただいたので、即座に、その業者さんにもメッセージ+スケッチ送信。
こちらは、もう終業時間を過ぎているかも…という時間帯だったので、ダメもともダメもとでした。
それでも、結果的に、両方の業者さんとお会いできまして。
またまた、素晴らしいヒントをいろいろと、いただいちゃいました。
その時本当に実感したのが、「人のご縁」です。
なんか不思議な巡り合わせ(って私が勝手に思っただけかもですが…)がいろいろと働いてくださっているのを、つくづく実感します。
今日のヒントと、拝見した工場と技術。
そこでは実現できないらしい私の作りたいモノ。
でも、次に持っていくべき場所も、見えました。
その「次の場所」ってのも、つい最近チェックしに行ったばっかりのところ。
面白いもんです。
参拝と散策と体験
アポとアポの間、空き時間が結構あったので、周辺を散策。
今日は和紙Dayのため、せっかくだから紙漉き体験を(^^)
…というか。
自分で、自分が描く紙を漉きたいです。
というか。
やらなきゃならないことになる…多分。
今日の体験内容では、私の欲しいものは作れない…ということもわかったし、次はどこに行けばいいかもわかったし。
手軽に漉けるやり方は、それはそれで楽しくて、使い道もあるしGOODです(^^)
んで、日本でここしかない…という、製紙の神様のところに、ごあいさつ。
紙の神さまにごあいさつにうかがいました。 pic.twitter.com/F7TTs9Yrnr
— 異界絵師 緋呂(ひろ) (@HIRO_eshi) 2015, 4月 23
神は紙なり
私は神社の写真は基本的に、撮らないです。
鳥居の外から撮るか、社殿が入らないように撮れる場合だけ撮らせていただくこともあります。
神社さんによっては、そもそも鳥居を通ったらカメラに触れる気にすらならないところもありますけどね。
今日の大瀧神社さんは、正直…「すげー。写真めっちゃ欲しい」と、思いました。
撮らなかったけどね。
それくらい、そりゃあもう、素晴らしい社殿でした。
ありゃホント、びっくりだ。
この今立には度々来ることになりそうなので、度々寄らせていただこうと思います。
ドライブ
実は私……高速道路に、乗れません(^_^;)
教習所の卒業検定の後の実習で1回。
本当に走ったのは、その後、Webの仕事をしてた時にもうどうしても乗らなきゃならなかったことがあって、1回。
いずれも近距離。
ってことで。
ここんとこ、制作に絡んでたびたび北陸に行ってたし、今後はもっと機会が増えるであろう&なんせ荷物が多い…ってのがあって、今回は初の、自力往復を決行。
私の自宅から福井は、高速使わなくても、高速と数十分違う程度の、すごく走りやすい道(ぶっちゃけ、ほとんど信号がない…市街地でもない…人いない…ほぼ道なり直進…)なので助かる。
片道約150kmです。
長距離になれてる方からしたら「たったそれだけ?」かもですが、ほんの2年くらい前までは名古屋市を通れなかったビビリなので、進歩したもんですよ、ええ。
人のご縁
そもそも制作のために福井まで行く…という時点で、並々ならぬ「人の縁」があります。
そのおかげで、陶芸も「いつかまたやりたい」から一気に「やれること」に昇格しました。
しかし、何よりも大きいのは「制作者としての意識の変革」を促してもらえたことです。
職人的に、自分の思う道一本でピンでやり続けていけばいい…って思ってきたのです。
が、今取り組んでいる課題は、それとは全然違う道筋で。
「自分一人の道は、いつでも歩ける。そうじゃない道は、二度は巡ってこない」
のです。
人のご縁は、確かに、消えるようなものじゃない。
けれども、そのご縁が最も強く、最も有効に働く時というのは、ほんのわずかな間しかない。
そういう時が巡ってきた時、どう対応するか…と。
私は、この北陸のご縁を活かすと決めて今までやってきた。
五大元素融合が実現できるようになり、紙の神様ともご縁をいただき、人のネットワークも、強力に動いてくれてる。
この強力な力は、無限に続くわけじゃない。
今の自分が、まだ未熟で浅いところだらけだと重々わかっちゃいるけども、「それが熟すまで」なんて言ってたら、それはきっと、永久に蜃気楼のままになる。
大きなリスクも見えている
…のですよ。
この企画、進めるには、相当な技術もアイデアも必要になるし。
なにより、資金がいる。
せいぜい1万円くらいの額縁とか…時々は少しお高めの道具とか…作品展の会場費とか。
そんな程度の使い方しかできない、運転と一緒くらいのビビリな私なわけです。
でもさー。
その先に何が見えてくるのか…行ってみたいんだよね、やっぱり。
ここまで来たら、見たいじゃん。
蜃気楼が、現実になるの、見たいもんね。
…と、そんなこんな、いろんなことがあった、しかしペースはのんびりとした、実に良い一日でございました。