旧<緋呂の異界絵師通信>

2018.05 本拠地を新天地へ移しました

【サイキックソウルアート/奄海るか編】まだ今は目を開けないの♪六角形の窓と宇宙の海と砂時計

サイキックソウルアート、第一作目は、この方。

 

奄珠堂・奄海るかさん

enjyudou.com

 

 

こちらの部分図は、奄海るか先生を対象に描いたサイキックソウルアートでした。

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私が見えない世界と関わるようになった本当の初期の頃から、何かとお世話になっている方です。

なかなか自信が持てずに右往左往してた頃から、実に様々、助けていただきました。

今はサイキックミディアムとして、亡くなった方の声を届けるというお仕事を中心にご活躍されています。

ガチ見えの方です。

「見えないモノが見える」ていうことに対して、私が抱いている「基準」の多くは、るかさんから始まってるとも言えます。

「あれくらい見えたり使えたりしてないと、見えてるだの能力使えてるだの言えないよね」

みたいに思ってきた...という。

どんなハイレベルな基準なんだと今は思うけど。

私は、この世界に関わることになった最初の先生も改めて思えば相当にハイレベルだったものですからね...。

しかも、るかさんから始まった繋がりによって「見えない世界と関わっていくための知識」などをいただいてきた面も大きく。

その方達もちょっとレベル違いなもんですから...。

そもそもの、設定基準のラインが異常な高さであった、とは言えます。

 

 

 

では。

奄海るか先生のサイキックソウルアート。

全体図を、ご紹介。

 

そうそう。

その前に。

私は、「描いたものは、見る方がどう見て感じたか、というのが全て」だと思っています。

だから、作品に対する解説は、必要ないと考えてる。

今回のシリーズは、概念としても「他にやってる人いなさそう」なので。

メニュー化するにあたって、こんなモノをお届けします...ということをイメージしやすくするために、あえて細かく解説を試みます。

ハイヤーセルフを描くとか、守護(守護神とか守護天使なども)を描くということをされている方はいらっしゃるようです。

が、それとも違うので。

 

この、奄海るか先生のサイキックソウルアートには、キャラクターが登場しています。

水先案内人魚...とでも言うのか。

まず、この子が現れて、杖を一振り。

そこから、六角形の窓(鏡かも)、そして目。

時計。

そんな感じで、イメージが見えてきたように記憶しています。

 

私のガイド(ってなんやねん......)が、るかさんのガイドさんにコンタクトとって、水先案内人魚がやってきた...と。

そんな連想ゲームから、ずるっと出てきたのが、下の絵です。

 

 

 

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『次元の壁を透過する目』

 

 

 

奄海るか先生をご存じの方。

いかがでしょうか。

 

るか先生からは、一言。

「いやもう、まんますぎて脱力でしたわ。人魚おるし…」

 

直接のご友人の皆さんは、最初に公開した、一番上に貼ってある「ほんの一部分」の段階で、るか先生だとわかったそうです。

 

私としては、それをお聞きして安心した...というところ。

 

 

 

一番最初に描いたラフはこんな感じでした。

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ラクガキ帳にざっくり描いてますが、ほぼ最初から内容は変わってません。

時計として描いてるモノが、高速回転になって「何かわからない」状態になってることと、羽根のある人魚が持ってる杖が、ワンドというより錫杖だった、というくらい。

彩色もほとんど迷うことなく進んだので、作業時間もかなり、早かったです。

まあね...そもそも私、描くの早いんですけどね。

 

ラフの時には人魚の顔を描いてないのですが、目が開いてないのはわかってました。

彩色の時、ここをもっと細かく描きこむかなと思ってたのですが。

むしろ、杖のデザインが簡略化されるなど、省く方向へ。

 

そして、「まだ今は目を開けないの」と、この人魚ちゃんが言いました。

今は?

じゃ、いつか、開くのか?

描く私側がまだ準備できてないのか。

それとも、目が開く時、るか先生に何らかの変化、進化...が、起きる時なのか?

ちょっとドキドキ......

 

目が開いたら、たぶん、大きなくりっとした目だな。

今は全体白っぽいけど、もしかしたら色もついたりして。

 

 

 

 背景の青グラデーションのところは、水なのか宇宙なのか定かでない...というか。

どっちでもとれるように。

という感じで進めました。

星や泡などをたくさんちりばめると派手になって楽しいのですが。

そういうのは、不要だと。

すごく深いところを覗き込んでもらおう、という。

 

 

象徴するのは、「時間と次元を行き来する」

超える、というのとも、どこか違う感触でした。

行き来する、というのも、言葉上のことで。

物理的な表現に変換するとしたら、近いのは、「転移」とか「投影」なんですが。

単に転移するのではなくて、残像が残るというか。

うーん、残像があって、その残像を通って転移する???

うーん。

と首をひねってたら、「透過」ていう言葉が出てきた。

なので、タイトルが「透過する」になってます。

 

もっとも。

そんな風に受け取れなかった...という方は、ご自身が感じたことを採用していただいてかまいません。

 

 

今回はサンプルとしてラフも提示しています。

メニューとしてご提供する場合は、必要な時(絵の方から要求された時)だけ、ラフなどもお見せする感じになります。

描いた意図のようなものは、都度、可能な限り言語化してお送りします。

もし、何らかのメッセージがあれば、それもあわせてお送りします。

 

 

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 【サイキックソウルアート作品例】

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