旧<緋呂の異界絵師通信>

2018.05 本拠地を新天地へ移しました

焼き物の町「瀬戸市」で材料仕入れ♪

陶器絵付けのための、とある素材を買うために、2時間ドライブして瀬戸まで行きました。

瀬戸というのは、日本有数の陶器の産地。

名古屋市のお隣、岐阜県との県境にある、人工130万の市です。

焼き物のことを「瀬戸物」というのは、この瀬戸市の地名から来ているんですねー。

 

私は高速使わないので、我が家から2時間ちょっとかかります。

もう少し近いといいなあ、と思いつつ。

日本有数の陶器産地がその距離にあることは、ラッキー。

通販でも買えるけれど、私のようにまだ入り口に立ったばかりの者には、卸元や製造元のご主人と実際に話をすることも大事なんですよね。

 

そういうわけで、今日は1本500円程度の材料を仕入れることを主目的にして、半日使って行ってきた、と。

 

 

イッチンの手ほどきをしていただいた作家さんも瀬戸でギャラリーをされています。

絵の具の商店さんと金物屋さんは、その時に教えていただいていて。

今日は、目当てのモノが置いてあると事前に調べておいて、それと共に、欲しい色の絵の具を買ってもいいかな、なんて思いながら、別の絵の具屋さんへ。

原料を販売している製造元なので、ラベルに書いてあるのは「色の名前」ではなく「成分名」というものも多く。

ぱっと見ただけでは、私には????です。

 

磁器の小皿に焼成後の色見本が作られていたので、それを見つつ、聞きたかったことをご主人にあれこれ、質問。

実際に焼かれている見本を見ると、わずかな重ね方や描き方の違いで発色が全く違うということも感じられて、やはり通販ではわからないことが多すぎるな、と実感です。

もっと慣れてくるまでは、足を運んで見て教えていただきながらやるのがいいですね。

 

何にしても、「自前の窯がないと話にならん」ことばかりが、ひしひしと感じられたわけですけど。

 

最初のお店で目当てのモノは買えたので。

次は、以前教えていただいた有名な金物屋さんです。

釉薬を吹き付けるための霧吹きが欲しかったんだよねー。

いい大きさのが買えました。

あと、イッチンのスポイトを買い足し。

他にいくつか、筆や金物類を購入。

土曜日も営業しているお店だから、土曜日に来ようと思ってたのですが。

明日は他の用ができたので、繰り上げて今日行ったんだけど。

幸いでした、明日から連休に入っちゃうところだったよー。

Webサイトもネット販売もされていないお店なので、店頭の張り紙見て知った。

よかったー。

来週からバイトに入るので、なかなか行けなくなるから、今のうちに買っておきたかったのでホント、よかった。

 

 

 

今日仕入れたモノは、紙に絵を描く時にも使う技法が陶器絵付けでできる、という材料です。

紙に描く時は私はそれ、使わない派なのですけどね。

先日本焼きしてもらった角皿のうちの一点が、どうもいい具合に色が出てなくて。

別の描き方を試してみるための購入です。

紙の絵でも、そのやり方は得意じゃないもんだからねえ。

どうなるか、わからないけど...。

 

二軒回って時間切れだったので、前に絵の具を購入した商店には寄らず、帰路に。

なんせ、道路が混むのですよ。

 

 

で。

例によって、家に帰ってきてから、もう一つ買っておけばよかったというモノを思い出す、という。

 

 

明日は、工房に預かっていただいている変形皿を引き取りに行きます。

数をもっと作れという指令が出ているので。

素焼きも増やしておいてもらわないと。

黒土で作りたい件も、もう一回お願いしてみなきゃ。

 

 

帰路に見た日暈。

気のせいか、円弧が逆向きになっているように見えたので撮影してみたんだけど...。

空気の屈折がヘンだったんでしょうきっと。

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そんなこんなで、最近は陶器の絵付けばっかりやっているのだけど。

他の絵を描かなくなった、というわけではありませぬ。

 

来月、10月28日、大阪で、正味20分くらいですが、ライブペイントやります。

大きい紙に描きたいし、ちょっと練習もしとかなきゃならないなあ。

 

10月28日のイベントについて、詳しくはこちらで。

かさこ塾フェスタ大阪2017 10月28日開催 – 好きを仕事にする見本市~かさこ塾フェスタ

 

今回私はブース出展はありません。

 

 


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