投げ銭をネット上でどうやって楽しく出していただくか→Amazon欲しいものリストを使え!
投げ銭と言えば。
帽子や箱に、通りかかった人からお金を入れてもらう「払う人が価格を決める」古来からあるシステムです。
売り手から値段を提示しない。
観客、参加者が「出したい」と感じた金額をつけられる。
出したくなければ、そのまま去ればよい。
合理的であり、ある意味「最も公平」なシステムかも知れません。
ただ、それは、実際にその場にいてこそ成り立つ。
手持ちの小銭をチャリン...と入れる。
でも、ネット上でのイベントだったらどうする?
数百円を振り込んでもらうのも、もちろんいいけれど。
振り込む側としては、リアルな金額でウン百円とかって、なんかちょっとおっくうだったり、気が引けたりしません?
私、自分が払う側だったとしたら、けっこう困るな、って思ったんですよ。
で。
目を付けたのが、Amazonの欲しいものリスト。
東日本大震災の後、支援物資を送ってもらえるように手配した、というエピソードを見たのですが、その中で、Amazonほしい物リストを利用した支援物資のギフト配送のことを見ていまして。
贈ってもらうことができるのだ、というのが記憶に残っていたのです。
あれって、公開、非公開が選べるんですよね。
そして、いくつでもリストは作れる。
だったら、公開リストを作って、「カタログギフト」を選んでもらったら、選んでいただく方にも楽しいんじゃないだろうか。
ということでやってみたんです。
結果、お送りくださった方にも好評!
こちら、実際にいただいたモノたち。
まだ、届く連絡が来ています。
タイムラインで受け取った報告をしたら、多くの人が「やってみたい」というコメントつけてくださいまして。
それなら、ということで、手順を書いておきます。
Amazonアカウントを持っている前提なので、お持ちでない方はまず、登録から!
手順は簡単!
1.公開用の新規ほしい物リストを作成する
2. ほしい物リストに名前をつけて、「公開」にチェック→詳細を見る
3.必要な設定を確認。
お届け先住所を「既存のお届け先を使用」にすると、Amazon以外の販売元の商品を買っていただく時でも自動的に配送先住所が登録されます。
この設定だと、Amazon以外の販売業者にもこちらの住所氏名のデータが行きます。
それを避けたい方は「既存のお届け先を使用」チェックを外してください。
ただし、その場合は、Amazonが直接販売している商品しか、ギフトとして買っていただくことができないので、リストに入れるものの販売元がAmazonであることを確認してください。
実際、どんな風に届くの?
贈り主が匿名を選ばずに注文してくれた時は、こんな伝票で届きます。
これは、事前に友人に協力してもらってギフト注文実験した時の伝票。
実験だったので、あえて、書籍をAmazonではなくマーケットプレイスで買ってもらいました。
お届け先の欄には、私の氏名、住所、電話番号。
贈り主の欄には、氏名のみが入ってました。
リストができたら
公開したほしい物リストを開いて、封筒のアイコンをクリック。
すると、下のボックスが開きます。
固定リンクをコピーして、お知らせしたい相手に送るだけ!
これはiPadでの画面ですが、パソコンだとFacebookやTwitterへそのままシェアできるボタンもあります。
ギフトが被ることはありません!
ここが優れているところだな、と思いました。
誰かがギフト注文してくださった商品は、自動的にほしい物リストから消えるのです。
だから、被って贈られることはないのです。
何個あっても困らないようなものだと、そのたびに再度リストに加えることになりますが、だいたいは一つあればいいと思うので被らない方が大事ですよね。
私のほしい物リストはこちら!
500円未満のものから、万単位のものまで、本や画材を中心にラインナップしてあります。
もちろん、自分で買う気になったら買ってしまえばリストからは消えますので問題なし。
こういうリストはその人の個性が如実に出るので、贈ろうとしてくださっている方も面白かったみたいです。
リストから注文されても、Amazonからリストの主へは連絡がありません。
私はクロネコメンバーズに入ってるため、配送予告が届きまして、それでわかりました。
それがなかったら、届いてはじめて知る、ということになります。
身に覚えがない配送、ということになるので、用心深い方は受け取り拒否してしまわないようにご注意を。
あ。
このアイデアが気に入った!っていう方は、リストから贈ってくださって全然かまいませんよー!!!
この機能を利用するにあたって参考にさせていただいた記事
定価を付けて販売するほどでもない、またはそういう性質のものではない...でもお気持ちを受け取れたらな、という時の手段に取り入れてみてはいかがでしょう。
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