「あなたの好きなようにやればよい」と言われ続けてその末に.....
「あなたの好きなようにやればよい」
今まで、この言葉をたくさんの方から、ちょうだいしてきた。
人が違っても、その時話しているテーマが違っても。
なぜか、異口同音。
こうしたら?というアドバイスは含まれていても。
最後には、この言葉で、着地する。
もちろん、私が、どうせ聞きゃしないから、というのもあるだろう。
守破離というけれど、私はそもそも「守」を徹底できたことがない。
(だからオマエの現状はそれだ、というのは重々わかってるので黙っててね)
(いや、↑↑みたいなことばっか言ってるからだけどね 笑)
自己紹介用のセルフマガジン(個人版会社案内)を作る時、あんなに見事にちゃぶ台をひっくり返したかさこ氏も、他の問いには終始
「好きにすればよい」
だった。
セルフマガジン完了報告~これが「塾長必殺ちゃぶ台返し」の全貌だ! - 緋呂の異界絵師通信
名前も、人に手伝ってもらってつけた雅号はどれも短命で。
最終的に落ち着いた今の名前は、本名の一部。
値決めは本当に苦手で考えたくないことなのだけど、それも、人に決めてもらったものは、ほどなくして「いや、なんか違う」となり、下手したら企画自体を終了させてしまう。
結局のところ、残るのは、悶々としたあげくに自分で決めたことだけなのだ。
日々、変わる。
考え方も、感じ方も、やりたいことも。
だから、やっぱり、自分で好きに決めるしかない。
最終的に、結論を出すのは。
実に、怪しい話になるけれど。
私の中にいる、神だ。
それに反することは、私は、どうしてもできない仕様になっているらしい。
何度か体験するうちに、もうそういう仕様なんだと思うしかない...と諦めた。
それでも。
なんだか不安なんだよー
っていう時はあるものでね。
なんとか、人に頼みたくなるのだよね。
最後の砦(いや、それは言葉の用法が間違っている....)の、値決め。
最初からそれがずっと私の重荷で。
ここ1年くらい、それをどうにか自分的な規格化を図ろうとしてきたのだけど。
画一的に線を引く、というのは、無理なんだな...って。
思った。
最低ラインは決めているとしても。
一般的に絵の価格付け法として採用されている場合が多い「大きさ基準」も、どうやら、駄目だ。
今日話をしていて、はっきり、感じた。
相手によるんだ。
お渡しする相手に。
1万円でもいいよ、って思うお渡し先と。
300万くらい積んでもらわなきゃ、と思うお渡し先。
なんかもう。
商習慣とかセオリーとか。
ごめん。
わからない...というのではなくて、それに合わせるっていうのが、できない。
そんな上から目線できるほどの者になる、っていうしか。
ない。
道が、余計に険しくなった気がする。
何者なんだっての。
こわいこわい。
描いた時。
この絵は基本、○○円ね。
と、一応の定価をつけておくとして(それもまた、困難な話だけど)
実際にその値段でお渡しするのかどうか、というのは、その時にならないとわからない。
そんなことが許される「そういう存在」になるしかない。
あー、こわいこわい。
でも、当面は、龍印画の価格は2パターン今出しているもので進めます。
3パターン目の「お見積もり」てのがあるけれど。
それはどっちかというと、額や表具の時価に影響される割合が高いかな、と。
龍印画 2L通常版とプレミアム版「極」正式スタートしました - 緋呂の異界絵師通信
ほんと。
一体何者になろうと思ってるんだろう。
私の上のヒトら、何考えてるのか....汗
ま。
これもまた、今まで散々やらかしてきた「ふかし」で、「なるなる詐欺」かもしれないけどね!
しらんけど!
日輪に向かって飛びつくの図
(この左上に、円虹のかかった太陽があるのだけど映ってない! 信号停車のスキに撮ったからしょうがない)