第三者に文章チェックを依頼したお話し~レースアナウンサー若松泰恵さん
このサイトの作成にあたって、いろんな方の知恵を借りました。
その一つが、レースアナウンサー若松泰恵さんにお願いした、文章チェック。
最終稿は、このページです。
なぜ、そういうことになったかと言うと。
若松さんは、プロのアナウンサー=人に伝えることがお仕事。
そんな彼女が、新たなメニューとして
「プレゼンフィードバック」
というものを始められたのです。
プレゼン、というくらいなので、本来対象となるのは
・プレゼン動画
・プレゼン音声
・プレゼン原稿
です。
私も、もともとは、動画を撮るか、音声を吹き込んでチェックしていただこうと思ってました。
ネタは、あかり玉にするか、それとも、当時すでに進めていた龍画専用サイトに掲載するための「緋呂の龍画はこういうもの」を語る内容にするか。
龍画サイトは立春にオープンしようと計画していたけれど延びていましてね。
原稿の〆切り前に、思ったのですよ。
「動画撮るのは、今はなんか違う。
音声を撮ってもいいけど、この企画で重要なのは<文章で伝えられてるのか>ってことだよね」
ということで。
若松さんに、ブログ掲載予定の、サイトのコンセプトを書いた序文を見てもらうことは可能か…と、問い合わせました。
若松さんは二つ返事でOKしてくださり。
しかも、
「文章だけでもプレゼンと想定した場合、色々気づけるのか、私にとってもチャレンジです」
なんて、言ってくださって。
チャレンジ好きな方は、話が早いから大好き。
システムをインストールしただけの画面に、プレーンテキストを流し込んで、見ていただきました。
実際の音声や動画を受け取る側が視聴する場合は、受けて側は、送り手側の用意した「こう見て欲しい、こう聞いて欲しい」という限定をかけたものを、見たり聞いたりすることになります。
画面の構成だったり、出演者の表情やボディランゲージ。
声のトーンやイントネーション。
ここは笑ってる、ここはささやいてる、この言葉のイントネーションは語尾があがってる。
そういった情報は非常に、大きくて。
内容の印象をまるで違うものにすることもある。
けれど、文章は、読み手側が自分の枠にあてはめて受け取る要素が圧倒的に大きいです。
それだけに、「伝えたい」ことが伝わるように書いてあるのか…って。
第三者に見てもらうしか、ないと思うんですよ。
自分には、自分の書いていることは、まあだいたいわかってる。
(ごめんなさい…私の場合は「だいたい」以下の時も、けっこう、あるんで………)
言い回しなどが人には理解しづらくても、自分には慣れた表現だったりするとね。
昔から普通に使っていた言い回しが「実は方言だった」ってわかった…なんて経験、されたことがあるのではと思います。
文章って、そういう確認すらも、発信元からはできないのですよね。
受け手がどう受け止めたか、ということが全ての答え。
私はそう思っているので。
いつも、自分が思っているようには受け取られてなくても仕方ない…と思って書いてきました。
言ってみれば、最初から諦めてる感じ。
伝わればラッキー、くらいにすら、思ってる。
けれど、それじゃあちょっと、不足だな…って。
龍画サイトについては、そう感じてました。
なので、チェックを受けることができたのは、タイミング的にも、結果としても、本当に良かったです。
ワカちゃんは、すごく丁寧にフィードバックしてくれました。
直した方がいい箇所は、彼女の視点から見た例文に書き直してくれました。
それを見ることができたおかげで、自分の文章がどういう風に「ヘン」かも、少し確認できました。
彼女は私の世界観を大切にしてくれました。
ありがたかったです。
物書きとアナウンサーは、どちらも「伝えるためにやってる」のだけれど。
対象を絞る方がいい物書きと、広く伝えられる方がいいアナウンサー。
見るところが、全然違います。
今回私には、「広く伝えられるかどうか」が大事だったので。
まさに、適役。
ワカちゃんが、この件をブログに書いてくれてます。
最後になったけど、リンクしておきますね。
気になる方は、若松泰恵さんにお問い合わせを。
他者目線、上手に取り入れていきましょう!
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