旧<緋呂の異界絵師通信>

2018.05 本拠地を新天地へ移しました

自分、かなり思い上がってんなぁ…と思った出来事

「釈迦に説法」という言葉がある。

 

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釈迦に説法 - 故事ことわざ辞典

 

 

この言葉が浮かぶような状況になったのだけど。

そこで思ったのは、

 

「この言葉、釈迦自身からでてきたというよりは、弟子たちからでてきたのだろうな」

 

ってこと。

 

 

おそらく、釈迦本人は、説法している人の言葉を、おもしろがって聞いたのではないだろうか。

 

聞いていられないと感じるのは、その「素人」よりも自分が格上であると思っている人だと思う。

そして、相手を愚かであると感じる人。

 

誰にものを言ってるのか、あいつはわかってない。

 

そんな思いがあるから、出てくる気持ちだ。

 

 

でも、釈迦の領域まで行ってたら、たぶん…だけど、未熟な人の話の中からでも、おもしろさを感じ取れるんじゃないかな。

 

 

 

「なに言ってんだコイツ。バカじゃねーの」

なんて、思う…ってのは。

自分の方が相手よりも格上だと信じてなければ、出ない感情。

 

そこには、傲りがつきまとう。

 

 

ま、わかっててもイラっとくるってのが、三次元ど真ん中に生きてる未熟な私でございます。

人の話は、常に、白紙の状態で聞きたいな、と。

ホントに、思っているのです。

 

傾聴が身についてる人はスゴイよね。

 

 

 

 

この絵は、釈迦と思って描いていないけど、それっぽい雰囲気なので貼ってみる。

https://www.instagram.com/p/8SotVIpiUh/

色鉛筆画。仏画として描いたわけではないです。#artwork #art #illustration #pencil #色鉛筆


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