旧<緋呂の異界絵師通信>

2018.05 本拠地を新天地へ移しました

仏の顔も三度まで…その諺は適切ではないけれど、心境はそんな感じな今日この頃

三度、似たような状況が起こったら。

もう、本当に、それを起こしている原因を絶つようにしなきゃいけない。

 

今、それをすごく、実感している。

 

その原因は、自分の中にある。

どこかで、そういう状況を招き寄せるように、選んでいる。

 

ああ…全ての人がそうであり、全ての原因がその人にある…と言ってるわけではないよ。

 

これは、私の場合の話だ。

あなたの場合の話ではない。

 

 

 

私の場合。

こんな面倒くさい、イヤな状況なのに、似たようなことを3度も経験するなんて。

いや、3度じゃすまないか…もっとあったじゃないか。

おかしいんだよ実際。

そういう因子が匂う人や状況を、好んで選んでいる。

どのケースも、最初はすごく、いい状況になるんだ。

楽しいんだ。

けれど、些細なことから、潜んでいるトラブル因子が表に出てくる。

 

なぜなら。

私は、トラブルが好きだからさ。

トラブルになると、ちょっと元気になるんだ。

わかっているんだ、自分で。

 

窯に火が入る…というか。

ヘンなエンジンに点火してしまうんだな。

 

他のことで元気になればいい。

窯に火を入れればいい。

良い方へ進むエンジンに点火すればいい。

 

何かに点火していないと気が済まないのだから。

 

お手軽なのが、トラブル因子に点火することなんだ。

カンタンだから。

 

 

けれど、回数を重ねるごとに、引き起こした状況が、変わって来たから。

とうとう、本来ならば起こらなくてもいい、自分が原因ではないことによるトラブルが発生した。

私は特に何もしていないのに。

私が寄せた、別個の個性からのシワ寄せが、私に向かってきた。

 

ああ、なんてバカバカしい。

 

今度という今度は、もううんざりだ。

 

こんなことで、疲れる点火をするのは、もうやめるんだ。

 

その、潜む因子の香りを察知したら、フェードアウトする。

一定のラインから中には入れない。

ましてや、こっちから寄っていくなんて。

一時的には、すごく魅力的に見えるから、なかなか始末が悪いんだけど。

 

 

 

 

吸血鬼は、招き入れない限り入ってこれないそうだ。

でも、招き入れたくなってしまうような魅力があるんだそうだ。

どうしても、フラフラっと、入れてしまいたくなるんだそうだ。

 

だったら。

そうなった時、吸血鬼側が「こいつはヤバイ」と思うアイテムを装備しておくのがいい。

入ろうと思ったけど、そのアイテムがあると入りたくなくなる。

吸血鬼のお話しで言うなら、十字架とか、ニンニクとか、聖水とか。

 

たぶん、私が「寄せちゃいけない因子」にも、共通の有効なモノがあるはずだ。

私が装備するには、ちょっと、難しい…私自身にすら合わないような装備である可能性はあるけれど。

(なにしろ、トラブル因子は自分に似ている因子だから…)

 

 

 

 

ひとまず………

 

(私にとっての)悪霊退散の札でも、書いておくか。

 

 


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