絵描き天国 海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館(滋賀県長浜市)
行ってきましたよ。
1回目は時間がなくて駆け足でまわり、2回目はJRで行って他を一切見ずここだけに終始した、海洋堂ミュージアム。
3回目の本日は、午前中に福井市までひとっ走りで今イチオシの墨絵アーティストさんのギャラリー見学の後、長浜へとって返して、またまたここだけ見て帰ってきました。
近くにはオルゴール館とかガラス工芸館とか、キレイなものが見られるところもあるんですよ。
私的食指が全く動かないだけで(笑)
キレイなものも好きだけど、自分が作る側に回ることはそんなにない…ので。
どうしても、興味は偏ります。
フィギュア好きな人にはもちろん天国でしょうけども。
絵描き…とりわけ、私みたいに幻獣系が多い絵描きには、ほんと、天国です。
撮影もOKなんですよ。
(商用の撮影はNG)
私は絵を描く時、あんまり資料見ないのですけども。
普段、機会あるごとに観察する習慣はあります。
特に、細かいところ。
▽私の身長くらいあるドラゴン。
立体のよいところは、平面の絵ではわからないところも見えること。
写真を撮ってきて、それを後から見る…のもいいけれど。
やっぱり、現物を前にして、じっくりと観察するのが一番です。
特に、立体の構造などは、写真に撮ってしまうとどうしても、薄くなりますから。
食玩「チョコエッグ」の中に入ってたリアルフィギュアで作られたジオラマが、たくさん展示されてます。
宇宙モノとかもあるんだけど、私の食指が動かないジャンルはチラ見で通り過ぎます。
立体は影が落ちるのがいいよね~。
これは、1994年公開の映画「ヤマトタケル」に出てきたらしい、ヤマタノオロチ。
映画見てないから、どうやって出てきたのかは不明。
モノ作る人間としては、こういう展示もすごい、面白い。
この子は彩色後の完成品が横にあったけど、完成品そのものは、私の好みではなかったので、パーツのみ。
そして今回の目玉は特別展「ジオラマ大決戦 ゴジラ対エヴァンゲリオン」です。
といっても、私はあんまりエヴァに興味がないので、主にゴジラ。
というか、キングギドラ(笑)
いやもう、作りがリアルなので、ガラスケース越しに、状態が許す限りの色んなアングルで撮った撮った。
翼の付け根のあたりやら、ウロコの流れ具合とかね。
いいねー。
キングギドラは腕がないので、胴から肩~手先までの繋がりがわからないのが惜しい。
が、その辺りは、一番上に載せてるレッドドラゴンでとっくり観察してきたけど。
平成ガメラ3の「邪神イリス」は、映画では全体像がどうなってるのか、よくわからなかったので、こうやってみると「へえ~」と。
(作品としては、ガメラシリーズの方が好きなの)
ゴジラVSモスラの1シーン再現。
えーっと。
一応、書いておきますが。
このミュージアムには、不思議の国のアリスや、ラスカルといった「カワイイもの」も、いっぱいあります。
「北斗の拳」などの人気アニメや美少女フィギュアも、いっぱいあります。
けっして、こんな、怪獣映画セットみたいなものしかないわけじゃありませんよ!
これは、単に私の趣味(笑)
最後に、以前に購入しました「タケヤ式自在置物 麒麟」の紹介ページを貼っておきます。
このシリーズも、ジオラマとなって躍動感いっぱいの展示がされてました。
はー、いい一日だった。
龍遊館の公式サイト
すぐ近くには、ガラス館やオルゴール館などの綺麗なものもありますよ(しつこい)
曳山博物館といった郷土資料の見られるところもあるし。
長浜城もある。
鉄道好きには、こんなところも。
旧長浜駅は、現存する最古の鉄道駅舎なんだそうで。
お庭好きには、こういうのもいいかも。
明治天皇皇后両陛下が、乗り換えの際に数時間を長浜でご滞在になるための場として建設された館だそうです。
それほど広くはないエリアですし、JRの駅から近いところにだいたい集まってますので、車でなくても回れます。
私はここ来ると海洋堂で時間もエネルギーも使い果たして他に行かないので、あるよ、っていう紹介しかできなくて申し訳ない感じ(笑)
ですが、町並みもよいところなので、一日遊ぶにはいいところではないかな、と思います。