傷ついたの傷つけられたの…という話
誰だって、生きていれば傷つくことはある。
誰かを傷つけることもある。
ひたすらに、避けようとするとか。
ちょっとあると、大げさに取り上げるとか。
あれは傷ついた故の反応だ…とか。
傷つかないための無意識的な行動だ…とか。
推測、憶測、想像で、わかったような顔をして、やっぱり「傷」を守ろうとする。
過保護。
むしろ、傷一つ負わない人生に、臨場感があるのかね?
ふかふかの真綿で常に包んで包まれて…その結果が、「生きてる実感がない」だのいう話になるんではないのかね。
人間は、他の野生の生き物のように「即、命」の生存競争に晒されていない分、感情や感覚によって生命感を高めるようにできている。
使わず、むしろ封じようとするのは、理に反していると思わんかね?