旧<緋呂の異界絵師通信>

2018.05 本拠地を新天地へ移しました

新月過ぎて、春節過ぎて、これからのテーマは「笑い飛ばせ」

立春後の最初の新月が過ぎて…

すっぽりかぶってて、同化してたので全く気づいてなかった透明な分厚い箱というかカプセルみたいなものに、思いっきり突っ込み食らってヒビが入りまして。

ヒビが入ったら透明な壁はもう、不可視ではなくなるわけです。

そうなったら、こっちのもん…というほどお気楽には処理できなかったけども。

 

大枠の処理は終わったかな、っていう気がしております。

 

その流れは、前回の満月の前日に始まり、昨日の新月を経て、ちょうどのサイクルで「なんか、これは今回分は片付いたかな」っていう感じになりました。

 

天体と絡めて考えるのって、私はあんまり好きじゃないんだけど。

やはり、ピッタリ重なってる事も多く、無視できない。

水星とかは、ホントに、全然わからないんだけどね…月はね…。

 

 

今回の新月は、立春後の最初の新月

本格的に年が明けました。

そういうタイミングで、この、ものすごい根深いところにあった見えてなかった箱をぶち壊してもらえたのは、実にありがたい話でございます。

 

なんか、昨日くらいから急に、腹の底でとぐろ巻いてたのがスーッと抜けた感じです。

 

それも、そうなった理由は自分でわかっているので、世の中うまい具合にできてるなあ~と思ってます。

 

 

妙に抜けた感じの今思う、今後のテーマ

昨日書いた記事から引用。 

不動明王とは、コワモテでもって、言うコト聞かない者をふん縛って、まず動かない逃げないようにしておいてから説く。

けれど、それは、「その段階に降りて行かなければ対応できない層」の者に対応するための観音菩薩の化生だ。

煽ったりdisったりしないと人に向けて伝えられないなんていうのは、ハッキリ言ってそのレベル。

本当に、人が心を動かされる…しみいるような言葉は、そんなやり方からは発せられない。

そんなやり方では、人の心は、本当には動かない。

煽りdisりは、たぶん焼き畑みたいなもの - 緋呂の異界絵師通信

 

このことは、私、前から言われてました。

言いたいことを言うのはいいけど、表現方法は考慮しないとね…って。

 

「もう、これからの時代には、憤怒相のお不動さんは向かないよ」

とも。

 

だから、これを作りました。f:id:art-hiro-b:20160107013448j:plain

笑い不動(レリーフ/型抜き後、焼成してあります。

 

少し特殊な陶土を使っており、素焼きのままで完成です。

これにアロマオイルを吹き付けて、ディフューザーとして楽しめます。

ちょっと大きい&重い&レリーフなので自立しないため、飾り方がまだ、うまく解決しておりません。

画像は黄色っぽい色がついているように見えますが、ライトの関係です。

真っ白です。

 

 

こちらは、原型。素材は、レオン油土(油粘土)です。

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こういう相で過ごせるように…こういう相のまんまで「言いたいことは言うし、キツイことも言うし、毒説も吐く」という難しいラインを目指したいもんだな…と。

思っております。

 

今すぐには、できないかもですけど。

ちょっとずつね。

 

 

 

 

それと、お気に入りコミックのワンカット

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曇天に笑う コミック 全6巻完結セット (アヴァルスコミックス)
 

 

 

笑え!

 

厳しい時、シンドイ時、苦しい時、困難な時、壁が高い時。

そういう時ほど、笑い飛ばせ。

 

私の指針になってる人の言葉です。

 

 

世の中には、怒る人はたくさんいる。

 

私は、長いこと、自分は怒りを感知しにくい、と思っていた。

まあ、確かに怒るポイントがちょっとズレてるのは確かだけど。

感知しにくいのではなく、基本的なベースが怒りで、その質量が大きかったので、日々の小さな上下くらいじゃわかんない、ということだったらしい。

 

たぶん、これは、地球の中心部には灼熱のマントルが常に対流している、というのと同じで、消えたり冷えたりすることは、ないのだと思う。

 

けれど、地熱を利用して温水を作ったり発電したりできるように、それを別の使い方はできるはずだ。

 

 

あの時言われたことは、そういうことなのかな…と。

今更、ようやく、理解が少し、追いついてきた。

 

 

虎に似た獣と、白黒一対の蝶と、月と、大亀と、海溝の底。

それと、八房に乗ったスサおっちゃん。

 

笑う不動。

 

 

今までに染みついた書き方の型を壊すのが、これから一番の課題かも。

 

 

 


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