なぜ、そのプロフィール写真なの? 顔を覚えてもらう意志がないの?
ブログやSNSには、必ず、アイコンがあります。
そこらへんに転がってる画像とか、システムが用意してくる画像とかを適当に使ってまずは開設する…ということはあると思います。
が、しばらく使っていれば、他の画像に変えようと思うようになりますね。
その証拠に、「ホントに自分用」な人だって、アイコン画像を初期設定から変えてる人が多いですね。
では、もう少し進んで、自分から何かを発信したい、という思いを持って使っている方。
プロフィール写真やアイコンに、何の画像を使ってますか?
特に私が気になるのは、講師やコーチ/カウンセラーなどのような、「自分自身がフロント」の人です。
クリエイター/アーティストの場合は、「自身」か「自身の作品」か…というのは、個々で考え方が変わるかなと思います。
あのさ。
なんで、あなたの仕事のことや、自分の考え方を発信している場所に掲げてるプロフィール写真が、あなた本人じゃないの?
覚えてもらえなくていい、と宣言してるようなもんじゃん。
なんで、そこらへんで売ってる雑貨や花の写真なの?
なんで、ペットの写真なの?
なんで、子どもの写真なの?
なんで、風景なの?
それは、「あなたを最初に見る人」が、あなたの姿だとインプットしてもよい画像なんですか?
二人以上で写ってる写真を使ってる人も、一緒。
その中の、どれなの?
知ってる人にしか、わかんないよ。
察してくれると思ってるの?
そんな労力を、初めて会うか、これから会ってくれるかも知れない人に、かけさるの?
それが、あなたの「サービス精神」なの?
盛りすぎの詐欺写真も、どうかと思うよ。
でも、まだ、「自分を映してる」だけ、マシかな、と思うことも多い。
その「盛り方」もまた、あなたがどうアピールしてるのかの判断材料になるしね。
なにも、顔をどーんとアップで出さなくたって、やり方はいくらでもある。
知り合いには、「顔出しはNG」だからって、後ろから写してる画像を使ってる人とか、いる。
その人は、中途半端な顔出しはしない。
そして、後ろ姿ではあっても特徴がわかるようにしている。
自分の作ったものや描いた絵をアイコンにしている人もいる。
その人達も、ちゃんと、そこに載っているものと本人との関連づけを、普段から怠らずにやっているから、画像と本人が一致する。
とにかく。
自分じゃない/自分の作品でもない画像を使ってるプロフィール写真は、意味が無い。
そうでないけどインプットの材料としては最高、というほどにインパクトがあるなら別かも知れないけど。
だいたいね。
小綺麗な画像なんて、プロフ画像としてはダメな例ですよ。
きれいなアイコンだね、と褒めてくれる人が仮にいても。
その人は、あなたの顔をすでに知っている人です。
改めて覚える必要がない人。
ペットや子どもの写真もそう。
覚えてもらう必要があるのに、なぜ、あえて、「これが私」という看板を、自分でもなく自作でもないものを掲げておく必要があるのか。
写真の写し方がどうこう、画像の見せ方がどうこう。
その前にまず、自分の顔がわかる画像に変えろ。
出さないなら、代わりに印象づける手段を盛り込め。
写真がイヤなら、よくわかる似顔絵を活用すべし。
とにかく、会った時に「ああ、この人この人」とわかるものに変えろ。
話は、それからだ。
もう、ホントにさ。
人の顔や名前を覚えるのが苦手な私のようなアホにとっては、プロフ写真は大事なんですよ。
それがお顔じゃないばっかりに、せっかくSNSで繋がってても、数日後にはもう「あれ?この人って、どんな人だったっけ????」と記憶の彼方に行っちゃうんだから。
「これ、私のお気に入り~」みたいなカワイイ写真とか、キレイな写真とか、どうでもいいんですよ。
看板は看板らしくしてくれないと。
ホント、困る。
完全に個人の個人的な目的で使ってる…とか、自分だけのためだ…という人は、この限りではない。