ほんとうにどうでもいいモノでいいじゃん♪ と思えれば最強
未だにまだ、おかしなループにはまることがある。
やらないでおいて、やらないことを責めるような、不毛なループ。
その種類の悪癖は、かなり、減ってきたのだけども。
まだ、ある。
潜んでたのが出てくることもあるし、「いや、これは悪癖だ」とある時気づくってことも、ある。
人間って、何か一つは自分を「イヤなヤツ」だと思っておけるポイントを持っていたい、変な生き物なんだな…と思う。
昔、私は、自分が「文章を書くことが得意」なヤツだと思っていた。
ラクにできることだから。
実際には、単に「書き慣れてる」だけだったり、多少モノゴトの見方とかがズレてるのでネタを作りやすい、というだけの話で。
口が悪くて、あまり躊躇なくああだこうだ書けちゃう、というのもある。
けれど、別に得意ということもないし。
上手くもないし。
特に面白いわけでもない。
ただ、駄文を連ねることが、好き…それだけの話。
何も生まないかも知れないし。
何も得ないかも知れない。
文章も絵も造形品も、そこんところは、どれも同じ。
好きでやってる。
ナニカにならなくても構わない…というのが根底にあって。
万が一、瓢箪から駒的なことが起きて、ナニカに化ける可能性は、やめない限りは少しは在る、と思っている。
それだけだ。
私が多才な人に見えるなら、あなたは本当に多才な人を知らないのだろうなと思う。
私が器用に見えるのなら、あなたは本当に器用な人を知らないのだろうなと思う。
字は下手だ。
絵も上手くない。
普通レベルの感性、凡庸な能力。
特に秀でたところはない。
ただ、一つだけ言うなら。
自分で上手いともスゴイとも見事だとも思わない平凡なモノを「どうだ」と出してしまえる鈍感さは、ある。
こんなモノ見せたら何言われるか…カッコ悪い!などの感覚は、かなり希薄だし。
そして、結局のところ、「どうだ」と出してしまわない限りは、誰にも見られることもなく、瓢箪から駒なことが起きるわけもないんだな。
最終的に、「結局何も起きなかったね」で終わったっていいじゃん。
人間の一生なんて、とどのつまりは「大いなる資源の無駄づかい」だし。
いいものを。
スゴイものを。
人と違うものを。
優れたものを。
評価されるものを。
売れるものを。
ウケるものを。
正しいものを。
きちんとしたものを。
安定したものを。
そんな執着を全部捨てて、「ほんとにどうでもいいモノでいいじゃん♪」と心底思えるようになったら。
たぶん、みんな、びっくりするような面白いモノをどんどん送り出していけるんじゃないかと思う。
私も、まだ、そこまでいけてない。
まだまだ、いける。
筆ペン落書き #pen #artwork #illustrationチャットしながら落書き
最近、人間の顔を描いてない気がする(笑)