余計に混乱する!って言われるとちょっと嬉しい…という話
「あなたと話をすると、スッキリする」って言われることもあるけれど。
「あなたと話をすると、余計に混乱する」って言われることもある。
そりゃそうだろう。
混ぜっ返すから。
「AとBは融合した一体のものだ」と信じている人が、「ただ重なって見えてるだけで一体どころか融合もしちゃいないよ」って言われて混乱するのはアタリマエだ。
私は、「混乱する」ことを悪いことだと思ってない。
そうならなければ見えない糸口ってものも、あるから。
押し入れの奥や引き出しの奥を掃除するために、一度中身を全部ぶちまけてしまう必要があるように。
何か、今までと違う枠組みで考え直さなきゃいけないような時は、秩序を崩壊させた方が早い時もある。
負荷は高いから、万人向けではないかもだけど。
ただ、私はそういうことを狙ってやってるわけではない。
なんか、よくわからないけど、結果的にそうなる…っていう場合がほとんど。
だから、意図的にその混乱を引き起こすことは、できたりできなかったりする。
効果があるかどうかは、その時次第。
(そして、概ね、狙ってない時の方が効果が大きい……)
カオスな状態ってのが好きなのでね。
自分の中でも、しょっちゅう、紐づけを切って、解除して、また組み直して…と。
やってます。
常に整然と片付いている、っていう状態は、ある種の理想かも知れないけれど。
いつの間にやら固定化し、疑いもしないで「これが普通」とか言って、そこから離れることもない…と。
そういうのが、私には、「つまんない」って、思えてくるのだな~。
まあ…残念ながら、自分でわかっててできる範囲なんて、ホントの「紐付けを切る」なんてレベルにはいかないのだけど。
編み物を、数段編んではほどいて、また編んで…ってやっている程度。
だからこそ、別の視点、別の発想、別の組み立て方をする「他人」が、必要なの。
おもしろい人達と出会える「インターネット」がある時代に生きてられて、ホントによかったと思うのです。
私も、誰かにカケラでも「なんかヘンなヤツ」とか「ちょっと面白い」とか、「アンタのせいで混乱した!」とか思ってもらえたら、屁理屈をひねり出してる甲斐があるというものです。