言葉にできない奥底からの「異議あり」は、封鎖ではなく保留して、とりあえず動いておこう
「うん、それは、もっともだ」
と、納得はできる。
けれど、腑に落ちない。
そんなことが、時々、起こる。
そういう時って、たいてい、自分の表層の意識は理屈としてそこに「ある種の正解」とか「一面の正しさ」とかを、認めていて。
代替え案も特になくて。
自分の考えとも、大きな乖離はなくて。
うん、いいんじゃない、それで。
…と、思う。
けれど、もっと奥の方で、言語にできないところで、「異議あり~」と、声が上がっている。
そんな感じ。
それでも、表層の方で「いいんじゃない」と一応の回答を出しているところまでいっているので。
やらないよりは、やった方がよいので。
それを凌駕する代替え案が出てこないのならば、GOの方向へと動く。
奥底の「異議あり~」は、ひとまず、保留。
その声を封鎖するのではなくて、受け取りつつ保留する。
そうすると。
ある時、思いがけない瞬間に。
「異議あり~」と挙手をしていた、その理由や、根拠や、感情などが、わかる時がある。
だから、なんとなく腑に落ちない…ということでも。
いったんは、やってみる。
それは、必要だと思う。
やってみれば、何らかの答えは出る時が来る。
やってみなければ、それすらもわからないままだ。
だから、言葉にできない奥底からの「異議あり」は、封鎖ではなく保留して、とりあえず動いておこう。