「スサノヲの到来-いのち、いかり、いのり」@渋谷区立松濤美術館
昨日は渋谷新宿ツアーが濃くて、更新してるどころじゃありませんでした~。
今回の東京行き一番の目当ては、こちらです。
すごく、よかったです。
東京まで行った甲斐がありました。
しかも、入館料500円とかですよ。
いいのか?!と思ったよ。
区立美術館…こんな規模の区立なんて名古屋じゃ考えられん…さすが東京、と思ったね。
しかも、渋谷区民は無料って。
スゲー。
まだしばらくは会期があるので、興味のある方はぜひ、足お運びください。
図録がスゴイ。
小学生向けの冊子がオマケでついてくる。
一般向けのは、すごいボリューム。
これがセットで2200円。
子ども向けの冊子といっても、バカにできない充実した内容でした。
裏表紙のイラスト、なかなかGOOD。
実にマニアックな本展覧会。
マニアックながら、2014年美連協大賞なんていうものを取っている展覧会です。
同展は人と自然の関係の象徴として見いだされ、同時に和歌の始祖としても知られるスサノヲを軸に、自然や、知性を超えたものと、人間とのあいだの精神の深層をあらためて見つめ、現在における芸術のあり方を捉え直そうとするもの。
縄文時代から現代まで、スサさんをテーマにした文化財から現代作家の作品までを集めたスサさんオンリーイベント。
まあ、そういう時代なんでしょうね。
転換期だからね、いろんなことが。
個人的にメッチャ嬉しかったのは、月岡芳年の浮世絵が出てたこと。
ニヤけてしまった。
この展覧会は、まだ寒い頃に開催情報を見て知ったわけです。
が、その段階で、巡回先は北海道とか山形。
最終巡回先が渋谷で、ここだったら行ける~!と思ったのでした。
ところが、あれこれ日々過ごしてるうちに、
「寒い頃に、<夏になったら東京行く>と思った」
ことだけが記憶に残っていて、その目的が何だったのか…が思い出せなくなりまして。
うまい具合に?渋谷の展示が始まる直前に、誰かがそれに関することを書いた記事を見ることができまして。
「これだ、これ行こうと思ったんだ~」
と、無事に記憶が結びつき、即バス予約とあいなりました。
そらまあ…そうだわな。
忘れさせとくわけがない(笑)
行ってみたら…。
若スサさんを主人公にしたネタの中の、どうにも噛み合わない「繋がってないところ」のいくつかをつなぐパーツが、展示の中に出てきました。
物語が、だいたい、繋がりが見えたかな…
こうして、だんだんと、書かない選択が消されていくのであった…。
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