ワンマンでいこう! 今後の展示やイベントのこと
人を頼るってことは、人生上では常に、どこかで必要になってくることではある。
けれど、そのやり方は、けっこうデリケートなものなんじゃないのかな、って思う。
私は単独行動が好きなタチだから、余計、そう感じるのかも知れないけれど。
自分ではない別の人と何かをしようというのは、なかなかに、繊細な調整が必要になることが多く、時にはそれがめんどくさくなる。
ある意味、利害がある関係の方が、やりやすい。
利が一致しなければ「バイバイ」ですむ。
一世を風靡したような「超人気バンド」などが、音楽性の違いを理由に解散するって、よくあると思う。
走る速さかも知れないし、温度差かも知れないし、ジャンルかも知れないし、作り方かも知れないし。
もっとリアルに、お金の流れや、メンバー間の人間関係/力関係かも知れない。
それらを包括して「音楽性の違い」と表現しているんだと思う。
人と一緒にやる、というのは、常に、そういうことを調整し続けることを意味する。
私も、今まで、いろいろと「他の人と共同」でのイベントや展示会をやってきた。
半年ほど、そういった活動は企画もしていなくて、たぶん2015年内に展示会をやる可能性は薄いと思っている。
でも、今後企画する時は、他の人と一緒、というのは、もう、しない。
外部の企画展などに参加する場合は別だけど、自分で企画する展示会やイベントに関しては。
共同企画のメリットというのは、大きい。
ただ、そのメリットは、甘えに通じるものでもある。
さまざまな調整のためにエネルギーが分散するということもある。
ワンマンでいこう。
今の制作のやり方ならば、以前のように大きなサイズばかりということもないので、それほど広くない場所でも十分、展示はできる。
また、その「場」を活かした展示の方法を、一回ごとにちゃんと、設計して考える…ということも大事だ。
力を分散させてる場合じゃない…そういうことは、削ぎ落とし。
注ぐべきところに、注ぐ。
そのために、ワンマンでいこう。
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