自分を説明する7つの要素第6番目「活動理念」を見て思い出した大事なこと
前の記事に書いた「好きを仕事にする独立起業の教科書」の中にあるコレを見て。
自分、すごい大事なこと忘れてたかも...と、背筋が伸びた。
6.活動理念
経営に理念など不要、利益を出し続ければよい。
そう言い切ったコンサルタントもいた。
理念があっても利益がないなら継続できない。
理念がなくても利益があれば継続できる。
だから、 理念など不要...と。
確かに。
それでも、私は、
「利益がないうちから理念をしっかり持つことが大事」
だという説を支持している。
...のに。
もしかしたら、これを、忘れかかっていたのかも知れない。
【好きを仕事にする独立起業の教科書】が手元に届く、その前日。
「やりたい、目先のことばっかり手をつけて、本来自分がやらなきゃならない仕事をやってない」
という苦言をいただいた。
誰からの苦言か...というのは............どう言うのがいいのか、なんとも微妙なので。
「その苦言を呈する立場にある某御方」としておく。
その後書いたのが、この呟き。
見る役、聞く役などは逸材がそろっている。
誰が見てなくてもお天道様が見てる...というのは真実である - 緋呂の異界絵師通信
けれど、具現化役はどうなんだ?と。
本来の私のやること。
目先の、やりたいこと。
話の翌日というタイミングで届いたからか。
例の本をぱらぱらっとめくった時に「そうかも、これ忘れてたかも」と背中をど突かれた感じになったのが、「活動理念」のデカい文字だった。
私の理念を一番端的に書いているものは、今、Twitterの名前欄だ。
そこになんと書いてあるか...っていうと。
「神龍の具現化職人」だ。
私の場合、世に言う「やりたいこと」「やるべきこと」「やらなきゃならないこと」という枠組と、私自身のそれが若干、ズレているのだけども。
私の場合は、
「やりたいこと」<<<「やるべきこと=やらなきゃならないこと」
なのだ。
そして、そのズレを自分が何よりも感じるから。
長期にわたって、「私のやりたいことって何?」て、考えてきた。
その結果、残念ながら、私のやりたいこと云々という話ではなかったのだ...という結論を出した。
異議は無い。
私は絵描きであろうと決めた。
この自分として絵描きである限りは、
【自己満足<<<「見えないクライアント」の満足】
なのだ。
ハタから見たらタダの自己満足かも知れないけど。
そもそも、なんのためにこの手が私にくっついているのか、という話で。
これを反故にしたら、私、たぶん、この世界にはこのままの自分として留まってはいられない。
(何をいい年して厨二病やってんだ...と思う人は思ってもらってけっこう。他人にはわからない。それでヨシ)
じゃあ、私は「自分のやりたいこと」をやらないでいいのか...という話になるのかも知れないが。
そんなことはない。
やりたいことは、やる。
そこは誰の指図も受けない。
配分は、時節にもよるし、タイミングにもよるし、内容にもよる。
そして、そうした「やりたいこと」も、結局は「自分が絵描きである」という軸線から外れることはない。
こういうのも、絵描きの軸線上にあるものには違いない。
申し込みした体験会は来週。
体験会で「手を見せてもらいます」ということなので、ひょっとしたら入れない可能性も~?!
陶芸窯も買うしね。
こういう楽しいこともやりつつ。
神龍絵師としての「描くべくもの」を、しっかりやっていく。
今年は特に「数量」と「スピード」を気をつけて。
節分を前にして、よい反省の時をもらいました。