年の瀬も押し迫った本日気づいた「未だかつて私の中になかったレパートリーが出現した」話
とあるモノの試作品を作っています。
絵でも陶器でもありません。
そして。
その最中に。
すごい事に気がついてしまいました。
ええ、本当に、スゴイです。
私の絵描き道の中で、こんなことが起きるなんて考えもしなかった...というくらい。
他の人にとってはどうってことないかも知れないけれど。
私には、天地がひっくり返ったくらいビックリすることです。
なんと。
「小さい方が描きやすい」
という。
今もって、不思議に思えるんだけど。
でも、何度かやり直してみて、やっぱりそうだとしか。
小さい方が、描きやすい。
そんなことが、起きるなんてーーーーーー!
今までどれだけ、作品の小型化を図ろうとして断念してきたか。
できなかったの、どうしても。
大きい方はいいの。
A1だろうがB1だろうが壁だろうが。
ウエルカム。
でも、小さい方は。
ハガキサイズとか、もう、けっこう苦。
今龍印画の小さい方を2Lサイズにしているんだけど。
それは、ハガキよりもちょっと大きい。
ハガキに描くつもりで描くと、ちょうど、そこそこ余白を持たせて2Lのフレームに入れられるように収まる。
これくらいがもう限界かな...という小ささ。
名刺サイズの絵もがんばっていたことがある。
できなくはない。
が、せせこましい感じになってきて、一枚描くと「うがーーーーーー」って(笑)
なのに。
おそらく最適サイズは名刺大ではないだろうか...と思える描画法が現れた。
おっとびっくり。
小さいのが苦手と思っていたから、その描画もハガキ未満ではやったことがなかった。
しかし今日、試作品を作っていて。
名刺か、それよりちょっと小さいくらいのところに描きこんで。
「おお? このくらいの方が扱いやすいんでないか?!」
と、驚きの発見。
後でハガキを使ってやってみたけど。
ビミョーに、広く感じる。
なんと。
カードサイズレベルの用紙が、扱いやすいとはっ!!!!!!
いや、驚いた。
本気で驚いた。
同時に。
ああ、これは、やっぱり、多産になるための手法なんだ...と。
思った。
私にとっては、ということだけど。
この描画法は、大きくするのではなく、高密度を目指す。
もちろん、大きいのもできる。
理由は簡単。
筆を使わないからだ。
筆を使うと暴走傾向が早く出るので。
ハガキに筆とかヘタすりゃ一筆で終わってしまう。
でも、筆を使わない描き方なら。
大丈夫なのだ。
これでやっと、名刺サイズで持っている紙達に出番が巡ってくる。
ありがたや。
画像は、昔サイズ小型化のための訓練中に描いた万年筆画。
名刺サイズの紙に描いている。
今やっているのは、この類の延長線と交差している。
これに文様化された文字が入ってくる感じ。
やっぱり、無意味なことなどこの世界にはないのだ。
ああ、そうだね。
お守り刀で描けばいいんだ。
インクと紙の相性さえ合えば。
黒インクの、黒のキレイなのを選べばなおヨシ。
おお、なんか楽しくなってきたぞ♪
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