シートワックスで作ったバラがシルバー925のペンダントトップになりました!
陶芸の粘土に触れていて初めて、自分の手の温度を意識しました。
手の水分量が少ないこともあるのだけど、とにかく陶土の水分が抜けるのが早い。
同じ机で作陶している人の様子を見ていて、他の人はここまで乾燥が早くないらしいと気づいた...という。
ATMなどのタッチパネルが反応してくれない。
手かざしで流れるはずの水洗トイレが反応してくれない。
そんなことは、日常茶飯事。
.水分量が少ない、というのは、知っていた。
加えて、温度も高いとは。
(体温が高いわけではないのです)
これが。
とても不利になる時が、陶芸以外にもあった。
...んです。
それが、先日体験した、シートワックスの成形。
その時の記事。
ここでは、「小さいモノが苦手」ていうことを書いているわけだけど。
それ以外にも、温度の問題は地味に、効く。
シートワックスは、薄いロウのシート。
熱で変形、溶解する。
手の温度で変形できるので、手軽に原型が作れる...という優れもの。
で。
温度。
やや高めだとね。
少し時間が経つと、変形しすぎるんだよね。
しかも、ベタつきもでてきたりね。
指紋も移っちゃうししね。
面白いんだけどね.........。
が。
型を取って鋳造すると。
案外、マシになるものですね!
いや、もちろん、鋳造してくださった方のおかげですけどね。
これが!
シルバー925で鋳造され、ペンダントトップになって戻ってきました!
一緒に写っているのは、勉強のために買った本。
読むといいよという本を教えていただき、他にも何冊か購入いたしました。
最後のエレメント、金。
これは、ジュエリーという、ある意味「美の頂点」ともいえるジャンルに関わることで実現していきます。
ワークショップでシートワックス体験をさせてもらい。
その型から鋳造されたシルバージュエリーが手元に来て。
このバラが、14.62gという重量だということも、わかって。
なるほど、シルバー925が15g程度の重量というのは、これくらいになるのか...と。
こういうことは、実際に経験するのが一番。
ワックスを使う原型作りは、今回やった方法以外に、ロウの塊を削り出すカーヴィングっていうのもあって。
それもやってみたいのだなぁ。
やりたいことはいっぱいあるので、焦らず一つずつ...でございます。