旧<緋呂の異界絵師通信>

2018.05 本拠地を新天地へ移しました

【サイキックソウルアート/マーヤラジャ・ディーヴァ編】創世奇譚~はじめに意志ありき

サイキックソウルアート4作目。

 

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この絵は、こちらの方でした。

トゥリニセッテ☆魔法使いの街

薔薇と魔法と言魂と~トゥリニセッテ

マーヤラジャ・ディーヴァ先生

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奄海るか先生経由でお近づきになりました。

その頃私はまだまだ見えない世界と関わり始めたばかりで。

右も左もわからない...に等しい状態。

ブログを読ませていただいて、こんな世界もあるのね...なんて思っていたところ。

当時、密に交流していた友人関係の中で大トラブルに見舞われまして。

相手の方から、「あんたの生き霊が飛んできて夜な夜な眠れない」と言われ。

もちろん私には自覚はないけれども...そもそも生き霊ってそういうものなのではないかいな???とか...ね。

これはどうしようかな...ということで。

恐る恐る、「自覚はないけど、生き霊飛ばしているらしいのですが、それ判別できるものでしょうか?」みたいなメールを送らせていただいた...と。

それが、最初の直接的な接点でした。

え?本当に飛ばしてたのか...って?

いやあ...先方は、「そうでなければおかしい!」という状況ではあったと思います。

状況を知る人には「究極の言いがかりだな」と言われたこと。

そして、自家中毒、という言葉を出しておいて、この話は終了ってことで。

 

しかし、考えてみれば初っぱなから濃いスタートだったんですね先生......。

 

現在は、言縁百式を教えていただいたり、日々日々、様々なことを「勝手に」学ぶ隠れ生徒(隠れてないけどwww)でございます。

 

 

では。

マーヤラジャ先生の絵、全体像をご紹介。

 

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『創世奇譚~はじめに意志ありき』

クリックすると大きな画像で表示されます。

 

 

いやー、この絵は、いろいろとね。

制作中に二転三転...ありました。

下絵があります。

下絵の時にはあったけど本番で削られたのが、後ろにいる獣人?獣神?の、顔半分。

顔の左側は骨で、眼窩空洞とかでね。

 

それと、右下にある、入れ子の宝箱。

下絵の段階では、ここにはハードカバー表紙の書籍が開いた状態になってて、ページの上にブックマークとして?角のある動物の頭蓋骨があったんですわ。

それが、他のところを描いている間に、箱にチェンジしちゃいまして。

 

あと、変形して上が開いてるから本来の用途では使い物にならない砂時計。

そうなんですよ、これ、砂時計なんですよ.........なにゆえ上が開いちゃってるのか。

砂じゃなくて粘度のある液体だから...液時計?

しかもその液体、器のフチより少ないのに、なぜか這い上がって外にこぼれ出てるし。

当初、この中に、岩でできた浮島が入ってたんですね。

上の段に。

下描きにもそれは描いてないのだけど、見えていて。

描くものだと思ってたんですが。

彩色に入ったら、なんかいつの間にかグニャッとした樹になってた...。

 

 

という、実に変化に富んだ紆余曲折ありまくりの絵です。

でも、制作時間はそれほどかかっていません。

他の、ストレートで描いているサイキックソウルアートと比べても、そんなに大幅に時間がかかったってことはなくて。

変遷はあっても、迷うってことはなかったですね。

 

 

この絵は、はっきりした意志のある顔が出ているので、この獣人だか神だかな方が中心だったか...と言うと。

そうでもなく。

むしろ、中心になるのは、このヤバい感じする色の液体...な気がします。

ちょっと、よくわからないのですが。

どうも、受け取った感触だと、この液体が手に入った...調合に成功したのか、偶発的に手に入ったのか不明ですが。

それによって大幅に計画?実験?が進み、飛躍的に効果が高まった...的なストーリーを感じました。

容器の下の段にある水晶っぽい塊から抽出したエネルギーを変形させて、樹に成形しようとしてる...といった状況のようです。

いや、それで何ができるかとか、私には全くわかりませんが。

状況としては、そういう感じです。

 

 

マーヤ先生を黄門様とするなら、るか先生と香先生は助さん格さん...だと私は思うんですが。

そのお二人からは、

「これ見ると、魂の本質ってのがよくわかるよね。」

「魂の本質に、今やってることがまんま出てるイメージ(笑)」

というご感想をいただきました。

 

 

実は私。

この4作目の絵だけは、なんだかちょっと「感触が違う」という感じでして。

自信がなかったんです。

絵の変遷ぶりもさることながら、なーんか、触感がね。

実体があると思って触ったら手がスカッとなった...あれ?なにこれ映像?

みたいな。

なんとも、ビミョ~な、感じで。

しかし、その感覚の理由も、るか先生からヒントいただきまして。

なるほど...という答えがあったので、まあヨシとしています。

 

たぶん、今もう一回描いたら、まるっきり違う絵ができそうに思います。

他の3点は、半年くらい経ってから描き直したら、けっこう変わっているところが出てくるかも...という感覚なんですけども。

マーヤ先生のは、この後すぐ描き直しても、まるで違うものができる気がします。

 

 

とりあえず、神絵を描いてる時と比べると、絵に出てくるいろんなシンボル的な意匠は「こういうもの」だというのを自分でも把握しているようだってことはわかりました。

なぜそうなってるのか、はわからないけど(笑)

 

 

 

さてさて...

「じゃあ、ヒロちゃんは一体どうやって、そういう情報を引っ張ってきてるの?」

ていうところを。

言語化しないといけません。

それは、この次の記事で。

試みましょう。

.........できるんか、おい.........

 

 

 

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【サイキックソウルアート作品例】

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