イッチン技法の口金、詰まり防止策をやっと思いついて進みが少しスムーズになった…
少々更新が飛びました。
肉体労働はもう無理ということを実証しつつメリハリありすぎな3日間は、あっという間に過ぎてて。
気がつけば9月!
ただいま、絵付け品の追い込み真っ最中です。
明日窯元さんへ持ち込むので、今日は必死。
この後、小皿の仕上げをして。
中皿を2枚は作らないと。
ようやく、イッチンの口金との格闘方法が呑み込めてきましたよ。
一呼吸置いて線を引こうとしたら、口金の中で泥が固まってる→外して針で穴を出しなおして洗浄→口金セット→ちょっとだけ線を引く→またすぐに固まる→全然進まん!!!
というのをどんだけか繰り返したんですが。
まち針を穴に挿しとけば固まる防止になるんですが、うちの口金すごく細い精密ものを買ったものですから。
針すら刺さらないんですよ。
でも、手芸用のワイヤーなら通るんじゃ?と思いついたおかげで、イッチンを置く時はワイヤーを刺しておけばいいとなったので、多少マシになりました。
これが、「イッチン技法」のスポイトです。
ラバーの内部に絵具を貯めておき、口金の先から絞り出して線を描くのです。
ワイヤー刺してるところ。
白いテープは、マスキング用のテープです。
巻いとかないと、泥を絞り出す時に絵具が口金のはめ込み部から漏れてきたりするんで。
ワイヤーを刺すこと思いつく前は、あんまり頻繁に口金を外すためにこの巻処理もできなくて。
口金からは泥が出てこないのに、出なくていい下の方からは出てくる始末で、そりゃーもうイラっと(笑)
この口金、使ってるうちに磨耗して先が斜めになってきたり、穴も広がってくるんですよ。
消耗品なのねー、案外いい値段するんだけどねー。
アメリカ式の口金っていうのを使ってるものも仕入れてみたのだけど。
なんかね。
描き方が違うんだよねえ。
私の描き方には、アメリカ式口金はちょっと、向かなかった。
そこらへんは別記事にしようっと。
さーて、続き続き。
陶器用の絵具は基本、「泥」です。
机の上がえらいことになってます。
本格的に始める手前に作業場完成してくれて、ほんとによかった。