緋呂の異界絵師通信

ミエナイセカイ ハ カサナッテル

人間とは、かくも強欲で傲慢なものなのか

人間ていうのは、どこまででも傲慢になれる生き物なんだな、と思う。

 

龍や神獣たちなどは、当然のように使役していいと思っているようだし。

神仏の上に立っているような気にさえなっている人もいるようだし。

 

 

だから、わざわざ、「足るを知る」なんていう言葉を残さなきゃいけなかったんだな。

 

 

人間がその気になれば、なんでもできる。

どんな可能性だってある。

 

それは、何でも好きなように都合よく使い倒して消費してもいい、っていうことではないのにね。

 

 

この世界の生き物たちを、どれくらい、滅ぼしてきたことか。

自然淘汰で滅びていくのとは、明らかに違う、人間という種族が行使した力のために、滅んでいった生物たち。

 

人間は、見えない世界の生物たちさえ、滅ぼしている。

 

 

神や龍や他の神獣たちが、喜んで人間に仕えているなんて思っているのは、ごく一部のアホな人間だけだよ。

 

 

西遊記の孫悟空が、毛をむしって息を吹きかけると分身するっていうんだけど。

その毛の一本のエネルギー量さえも、並の人間一人が受けきれるものじゃないのに。

 

何が正しくて何が間違ってる...なんて。

誰にも断言はできないけれど。

毛の一本すらも分けてもらうためには礼儀を尽くさなきゃならないのが、向こうの世界。

盗んだ力で幸せな結果を導けるわけがないのに。

 

 

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