旧<緋呂の異界絵師通信>

2018.05 本拠地を新天地へ移しました

正論を言い放たれても袋小路にいると非難されているようにしか感じられない...からの、発信者姿勢について考

世の中には、それを達成している人が現実に存在する。

 

その事実は、希望でもあり、時に毒にもなる。

 

 

自分がやりとげたいことがあるとして。

そう簡単ではないとして。

けれど、世の中にはそれをすでに現実のものとして生きている人たちがいて。

その人たちがどれほど頑張ったか、というのも、知ることはできるし想像もできて。

それと同じくらい頑張ってないのだから、自分ができなくてもしょうがない...など、思う。

実際に、そうなのだし。

 

けれど、やり続ければ...闇雲にではなく計画をもって、先人の通った道を参考にして。

そうすれば、いつかは自分も達成できるだろう。

と。

そう思うことができる、希望。

 

しかしながら。

その先人たちと全く同じことはできない...環境が違うし能力も性質も気質もすべて、違う。

むろん、何もやりもせずに「あの人だからできるんだよ」とか言ってグタグタしてるだけならば問題外なのだが。

けっこう頑張っているのに、なかなか光が見えてこないような状況にいると。

「できている人がいるのに」という思いは、苦の元でしかない。

 

よく、うつ病の人に頑張れと言ってはいけない、と言うけれど。

それに似ているように思う。

真面目な人ほど、自分を追い詰めてしまう。

 

 

「それでやめられるなら、その程度の熱意しかなかったんだよ」

というのも、正論だ。

そして、事実だ。

 

だけど、それを言い放たれても、「やってるけどうまくいかないんだよ」と袋小路にいる気持ちの人には、非難されているようにしか感じられない。

 

 

そういうことを思う時。

「弱肉強食」というこの世界の法則の一つは、メンタルの領域においても適用されるものなのだなあ、と思う。

言葉や表現の強い者たちに喰われてしまう、という。

 

 

喰われる側にはなりたくないし。

喰う側にもなりたくないんだけど。

人間には、その法則の外に出る知恵や心があるんじゃないかな、って、思っているし。

別に救済したい欲求とか皆無だけど。

そういうことじゃなく、無駄に追い詰められ追い込まれて心が死んでいくような人を作らないような心がけは、していきたいもんだな...って思うのだ。

 

 

これは6月24日の数霊龍印画。

「労り合い補い合う」

 

https://www.instagram.com/p/BVtmzjQFY0U/

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この数霊龍印画は、日付の数字を数霊に変換し、数霊から龍印を導いている。

数霊にあてはまるひらがなが意味する「大意(これは秘伝なので書けない)」をイメージして、絵の色味などを作っていく。

数霊については調べれば出てくるし、書籍なども出ているので秘伝ではない。

興味のある方はGoogle先生にたずねてみるといいかも。

 

 

龍印画は、ただ単に龍と文字を絵にするというだけではない。

少なくとも、私はそうはとらえていない。

 

6月1日に、毎日の日付を龍印にして一ヶ月公開を続けてみよう、と急に思いついた。

で、今日は26枚目を更新した。

7月に入っても続けるかは微妙。

別の試みにするかもしれない。

けれど、龍印を毎日書くという蓄積の中で、人や世界の未来を思う...という時間を毎日持つ機会になったことは、予想外に自分の心持ちに影響していると思う。

この記事や、一つ前のブログやSNSの発信についての記事などは、その傾向が表に出てきた感じ。

つまり。

「メンタルの弱肉強食は、法則から外したい」と思えてきたこと。

 

寄り添おう...とかいう、なんかくすぐったい表現はイヤだ。

そういうことではない。

そんな気は、むしろゼロだ。

だいたい、自分がまだまだ全然、うまくやれてない状況なのに。

もっとうまくやれてない人に寄り添うとか意味がわからん。

 

ただ、発信者としての心持ちを、少し、考えた方がいいのかな...なんてね。

そんな気になってきているのは、確かだったりする。

 

一時の気の迷いかもしれないけど。

 

 

 

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art-hiro-b.hatenablog.jp

 

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