きっかけは一冊のマンガ/あっけなく、グタグタが抜けていきましたとさ
吐き出してみると、以外とその後はすんなり、呑み込める。
そういう時って、けっこう、ある。
いちど言語化してみる、というのは、いいものだ。
たとえ、「なんかちょっと違うんだけどな」と、思いながらの言語化であっても。
全くしないよりは、ずっといい。
自分が、どういうところにひっかかりを強く感じているのか。
それが、どうしてひっかかるのか。
どうひっかかるのか。
そういうことは、言語化してみて初めて、ちゃんと考えることができる。
自分の「思い」の中だけであれこれいじっていても、結局ソレは「一体化した状態」から抜けることはない。
言語化する、ということは、一体化を切り離すことだ。
どういう言葉に当てはめるのが、より、実態に近いのか。
近いと思ってあてはめてみても、なんか違う…というのは当たり前で。
何が違うのか、もっとフィットするのはどういう表現なのか…と、考えて行く過程で、だんだんと、ひっかかりの正体に近づく。
その時は消化不良で終わったとしても。
やった後は、前よりも一体化を解除できている。
時間が経過していくと、無意識下でも分離が進む。
そして、不意に「ああ、そういうことか」と、納得する瞬間が来る。
そういうのは、一度言語化を試みて、その概念をカタチにしておくことで加速するのだ。
ここのところ、ブログがやや、荒れ気味だった。
いろいろ、私としてはメンドクサイことを考えるハメになる事態が続き。
公開するまでのまとまりすらない、下書き倉庫入りの途中記事も、いくつかある。
それでも、言語化を試みたことによって、消化は促される。
そして。
いきなりだけど。
いくつかのテーマは、さくっと、「もういいや」に、落ち着いた。
祝詞の話も。
古代史の謎系のうんざり感も。
もちろん、好きになった…という逆転が起きたわけではない。
ただ、もういいや、と、思えた。
きっかけは、一冊のマンガ。
これだ。
三つ目黙示録?悪魔王子シャラク? 1 (チャンピオンREDコミックス)
- 作者: 柚木N’,藤澤勇希,手塚治虫,手塚プロダクション
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2017/04/20
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
読み始めた時は、写楽の身長に違和感ありまくりだったのだが(笑)
だんだん慣れた。
(どうやら、作画家の方は「だんだん縮んだ」らしい…だからよけいに違和感が減っていったのかも)
手塚治虫神の作品の中では、一番好きなのが「三つ目がとおる」だ。
「火の鳥」でも「ブラックジャック」でも「鉄腕アトム」でもない。
もちろん「リボンの騎士」ではないし「メルモちゃん」でもない。
「ジャングル大帝」が次点に来るかな。
「火の鳥」の一部とレオは並ぶかな…。
とにかく、私のベスト・オブ・手塚マンガは、「三つ目がとおる」だ。
なんと私、リアルタイムに雑誌で読んでいた。
全部ではないけど。
そんな年代なのさ。
アニメも見てた。
写楽はアニメ化はまともにされたことは一回だけのはず。
伊倉一恵が写楽の声をあてていた。
まあ…ゴールデンタイムの良い子のアニメにはちょいと不向きな内容も多々ある作品のため、内容はけっこう、子ども向けにされてたように思う。
上に貼ったのは、そのリメイク作品。
こんなのやってるとは知らなかった。
モーニングに立ち寄った漫喫で見て知った次第。
バッテンの絆創膏くらいじゃ、いつ剥がれ落ちるかわかったもんじゃない…というのを解消する設定になっていて、「おお、なるほど」と思ったり。
和登サンがすごいカワイイので、これはこれでいいもんだなと思ったり。
で、楽しく読んで。
呪文を読まなくても、伊倉一恵の声でスラスラと再現できてしまった…というところで。
ハタと、気がついた。
いや、さすがにこの短い呪文だからヘンではないけれど。
よく、これ覚えてたな~。
と。
思った。
同時に。
このネタって、「古代史の隠された謎」そのものじゃん…
と、思った。
オーパーツがどうしたこうした、という雑誌の記事とか。
そういえば、好きだったなあ~。
急に、アホらしくなったよね。
何をごちゃごちゃ言ってるんだか、アホだね。
どうでもいいじゃん。
もっと外側から見れば、私も同じ穴の狢っちゅーやつだ。
能力開発に祝詞を使うとか。
陰謀説を必死に追うとか。
それもまた、エンターテイメントなのかもだしね。
私はやらない、っていうだけで、いいじゃんね。
ていうわけ。
昨日までにグタグタ言ってなかったら、リメイク写楽を見ても別に、そこまで思わなかったかも知れなくて。
そう思うと、これもまた実に「タイミング」ってか。
写楽の呪文は、最後が「我と共に来たり、我と共に滅ぶべし」なんだよね。
この、「我と共に滅ぶべし」ってところが、好きなの。
そういうわけで。
なんか、いろいろと、抜けていきました。
いいトシこいて、おそまつさま。
【ご案内】
鬼の繋ぎワークは、お申し込み6月30日必着。
セッション日は7月末までのどこかでお選びいただけます。
お申し込みと同時に、自動返信でお振り込み先情報などが届きます。
それが届かない方は、改めてご連絡ください。
もし自動返信が届いていないまま期日を過ぎた場合でも、再度のお申し込みはお受けできません。
★外部サイトからも読者登録できます!→