内輪受けイベントで不評が多く出るのはなぜか…の一考察
名古屋市能楽堂に、はじめて入りました。
入り口に鎮座する、加藤清正像。
遠景にちっちゃく、名古屋城写ってます。
一応、名古屋城の一角なんですが、お城まで一番遠いところです。
ある、名古屋市内にある古民家カフェの開店3周年記念イベントが、ここで開かれました。
気にはなってたけど、なかなか行く機会がないままだったそのお店。
友人がよく行くところだったので、今日のイベントのことも誘っていただけました。
いわゆる「内輪向けイベント」でした。
そのお店や、オーナーさんを知っている人向け。
でも、何も知らないままで行った私も、十分、楽しめました。
なぜなら。
演目がハイクオリティだったから。
語られるネタは内輪受けでも、舞台上のパフォーマンスは違う。
まあ…正直言うと、ほんの一部「仮に内情を知ってても、この演目はちょっと微妙かも」っていうのは、ありました。
が、他で十分に、補えた。
内輪受けイベントで、内輪ネタのわからない人に不評が多く出る…って。
やはり、内容によるな…って、思った今夜。
ネタを知らないと楽しめない…とか。
ネタがわからなかった不満感の方が、後になって多く思い出される…とか。
そういうのは、やはり、イベントそのもののコンセプトによるのだろうな、って思った。
今日のイベントでは、舞台に上がった人達はみなさん、プロ。
能楽堂の舞台が不釣り合いに映ったなら、たぶん、内輪ウケ感に不満が残ったでしょう。
もし、これが、能楽堂ではない他の市民ホールみたいなところだったら、余計に内輪感が出て「発表会」になったでしょう。
チケット4500円が、アホらしくなったんではないかな。
演目の内容から言っても、能楽堂という場の力をうまく活かせていたように感じました。
(演目がわからないと、この文章そのものが???だろうな…とは思うんだけどね…)
舞台に出て来たアーティストさんの作品に気になるものがあったので、今週中に時間見つけてお店に行ってこようと思います。
遠目だとよくわからなかった、大きめのガラスのオブジェ。
近くで見たい。
今ちょうど、作品の質、ということで、いろいろ考えているところで。
いい機会になりました。