旧<緋呂の異界絵師通信>

2018.05 本拠地を新天地へ移しました

陶板龍画 霊峰と黒龍

本日の陶板画は、富士と昇龍。

 

https://www.instagram.com/p/BOjemB2AXEP/

陶板画霊峰に黒龍透明釉かけて焼成します。#陶芸 #龍 #富士 #artwork #togei #dragon #fuji #異界絵師 #緋呂

 

大きさは、A4より少し小さいくらい。

 

水でなんとなくアタリを入れてみた。

が、こんなの全く無視されてしまうのだ。

f:id:art-hiro-b:20161228210155j:plain

 

陶板は素焼きされている。

とても、吸水がよい。

絵付け用の絵具で、水墨画っぽくしたい…ってことで、ひとまず陶板を水に浸しておく。

でも、少し浸したくらいじゃ速乾。

なので、大きめの刷毛で表面に水を打って、もう一本の刷毛で色を載せるってのを繰り返し。

 

陶板がテラコッタっぽい色なので、白も使う。

f:id:art-hiro-b:20161228210156j:plain

 

さっきのアタリは何だったの?という(笑)

手が勝手に描くのに、お任せです。

f:id:art-hiro-b:20161228210149j:plain

 

 

実は、ここに行く前にちょっと、へこたれそうになった。

けれど、とあることを思い出して、その勢いで気分持ち直し。

f:id:art-hiro-b:20161228210151j:plain

 

 

ホンモノの富士山はもっとなだらかなんだけど。

脳内だと、こうなるの。

だいたいの人は、実際よりもかなり、とんがって描いてる。

 

ここらへんで、龍を白にするか黒にするか…と思いながら進めておりました。

f:id:art-hiro-b:20161228210152j:plain

 

 

結局、黒。

そして、絵付けは完成。

f:id:art-hiro-b:20161228210154j:plain

 

私が持っている陶器用の絵付け絵具は、赤がないのだ。

赤茶とピンクはあるが、いわゆる、「赤」っていう赤がない。

毒素が強いということで、製造停止になっている。

別のメーカーには赤があるらしいので、探してこなきゃ。

…ってことで、落款も黒で。

 

 

 

 

この上から、透明釉薬をかけて、焼成する。

 

年明けに焼成されてる予定。

 

後で金彩を入れるかどうか…焼き上がったのを見てから決めよう。

 

 


掲載画像、文章他の転載はご遠慮ください。引用の際は出展元の明記をお願いします。