ブログをみやすく?一行の文字数について考える
ブログを読みやすくするために、一行を何文字で折り返すか…という話が、身近なところで出ていた。
私は、「文脈上の意味が無いところで、わざわざ行を折り返す」書き方が、好きではない。
好きではない=私にとっては、読みにくい。
スマホで見る人が増えたので、スマホで折り返される19文字で一行を終える…という手法をとっている人がいる。
考え方は、理解できる。
が、文字数を優先して文脈を二の次にする…のは、私は、イヤだ。
19文字折り返しの人に対してどうこう言うつもりはない。
それは、その人の考え方であり、編み出した手法の一つだから。
それを採用するに至るまでの流れもあるだろうし。
けれど。
私は、「行の途中であえて改行をはさむ」時は、それをする意味がある時に限りたい。
折り返す文字数は、デバイスが自動的に決めてくれる。
だから、意図的に改行することで、かえって見づらくなる場合だってある。
(そうならないための19文字目という結論だ、ということは承知してる)
句読点を打つべき位置で、そのたびに改行…みたいなスタイルも、好きじゃない。
句読点は、句読点であり、改行は改行。
その使い分けは、確かに、個人個人の感覚の問題かも知れないけれど。
やたら改行ばっかり多い文章も、私には読みづらい。
文章の流れが分断されて、内容が掴みづらくなるのだ。
見た目のバランスは大切だけど、そのために、そもそも文章が把握しづらくなるんじゃ、無意味どころか本末転倒だ…と、私は思うのだ。
昔ほどの長文は書かなくなったとはいっても、ブログの文章としては、私の記事は長い方だと思う。
けっこう、普段使わない単語とか、読みにくい漢字が多いだろうな、というのも、自覚している。
だから、せめて、改行や、段落間の空きなどを多少意識して、ぱっと見た時「文字がぎっしり!」という印象にならないようには、しているつもり。
何がユーザー本位なのか…それもまた、個人個人の感じ方の違いによるところが大きいなあ…と、思う。
記事に目次をつけるか否か。
見出しをつけるか否か。
フォントサイズや色を変えて視覚的に強調する…をどう使うか。
背景の色は。
文字の色は。
行間、文字間の取り方はどうか。
見やすくする…と一口に言っても、考える要素はたくさんある。
その中の一つとして、「折り返し文字数」というのを、私視点から考えてみた。