人を幸せにするアートがあるならば、私のは何をするのだろう
誰かの投稿で、
アートは人を幸せにする
というフレーズを見た。
ああ、いいな…と、思った。
いいな。
でも、私のは、なんかちょっと…それとも、違う気がする。
その投稿には、たぶんその人の作品だろう絵が添えられていた。
その絵は、本当に、「人を幸せにする」って感じの絵だった。
見てる人が、気分が明るくなり、楽しくなる…そんな絵。
私のは?
光を描く、と思っている。
けれど、その「光」って、愛とか癒しとか…ちょっと違う。
見る人がどう感じるか、っていうのは、自分がどう感じてるかってこととは、また別としても。
今まで、人からいただいた言葉に、確かに愛とか癒しとかも含まれていたけれど。
それは、とても、少ない。
(言われて、意外に感じるくらいだから)
最近いただいた言葉で、一番、嬉しかった…というか、自分の思うことにフィットしたのは。
「美というものは、“キレイ~”とか“かわいい~”とかいうところには、本当は、無くて。“畏れ”を伴うものなんだな、と思った」
という、ご感想。
セルフマガジンを取り寄せてくださった方から、いただいた。
他には
「紙の上(画面上)に、ドーンと、“エネルギーです!”という、そのものの塊が載っているような感じがする」
「癒しではあるけれど、よくある“心地よさ”や“ほんわかあったかい”とかの癒しとはまるで違う。負のエネルギーを力技で引きはがして吹っ飛ばすような、ハードな癒し」
「毒をもって毒を制すって感じ」
「隠しておきたかったことも燻り出してくるようで、近づくとヤバイ気がする」
などなど。
やっぱり、やや、力技な感じがするご感想が、並ぶ。
あかり玉になると、この感想が全然、趣が違ったものになるので。
それも、おもしろい。
あかり玉は、本当に「光」を出すから。
それだけで、十分に、癒し効果があるから。
やっぱり、物理的には光ではないけれど、それをそこに座らせようとしてる試みである絵から感じることとは、違って当たり前だろう。
人を、幸せにする。
もし、他のフレーズをつけるとしたら?
アートで、己に還す
とか?
キャッチフレーズ、改めて考えてみるのも、いいかも知れないね。
いくつか作って、どれが合ってるかアンケートしてみようかな。
(アート、という単語を使うかどうか…ってところから考えたいけどね)