旧<緋呂の異界絵師通信>

2018.05 本拠地を新天地へ移しました

ひょうたん農園見学

いつもひょうたんを買うお店に、仕入れにいきました。

場所は、親孝行の養老伝説で有名な、岐阜県養老町

 

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今、ちょうど、大きくなってきてる時期なんですよ、ひょうたん達。

 

ひょうたんって、どうやってなってるの?と時々聞かれるので、写真撮ってきました。

 

 

 

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手前は、うちのダンナ。

奥がひょうたん屋さんのご主人です。

白い袋に入ってる、大ひょうたん。

でかいでしょー、こんな子もいるんですよ。

 

 

 

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こちらは、板に挟んで偏平なカタチを作っているところ。

四角いスイカとか、ゆで卵とか作る要領ですね。

 

奥に写っている、塔みたいな状態になっているのは、細長い種類のものを、とぐろ巻いたようなカタチに育てているのです。

 

他にも、縛って縄文をつけたり、実に段を作ったりと、育てる段階から、どういうモノにするか構想を持って栽培されてるんですね。

 

 

 

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ちっちゃな、千成ひょうたん。

 

 

これが、花。

 

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子どもの背丈ほどもある、細長ーーーーーいカタチのひょうたんとかも、あります。

 

 

 

そして、大きさや形状に関係なしに、受粉してから35日で、その種としての最大サイズにまで育ちきるんだそうです。

だから、大きなものだと、1日に数センチも育つ。

筍も一晩で伸びるけど、植物の生態って面白いですね。

 

 

カタチのよい瓢箪ができたら、その実から取った種で増やすと、いい姿の実がなりやすいそうです。

 

今、なっている瓢箪たちは、11月頃に、購入できるところまで仕上げられるそうです。

収穫したらすぐ使えるわけではなくてね。

水に漬け込んで、中身や表皮を腐らせて溶かし、ワタを洗い流して乾燥…という工程を経て、ようやく、中が空洞になった瓢箪として、出来上がるんです。

 

 

あかり玉になる前の瓢箪は、こんな風にしてこの世に出てくるんですねー。

 

 


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