うまくいきはじめると否定にかかる友人…というのは友人ではない
家族がつけっぱなしにしていったテレビから流れてきた話。
ダイエットして10数キロ落とした、という女性が、
「ダイエットに成功して初めて気づいたこと」
として挙げていたのが、
「友達が危険」
という話だった。
まあ、普通に考えて、しょっちゅう飲み会やらランチやら、女性ならケーキバイキングやら…に誘われていると、なかなか食事制限は難しいとは思う。
が、その「友達が危険」の理由は、
「最初は応援してくれるのに、一定の成果が出てくると、みんなが急に邪魔をしてくる」
というものだった。
「それ以上痩せたらかえってよくないよ」
「前の方が可愛かった」
「前の方がキレイだった」
と、否定にかかる…という話。
これ、いわゆる、「夢を語る人に冷や水ぶっかける」ドリームキラーと同じ話だ。
身近な人がうまくいきそうになると、引き戻しにかかる。
負の連鎖に掴まりたくなかったら、その人間関係からは退く方が賢明だ。
この事例の方は、「ダイエットに成功して初めて気がついた」と語っていた。
つまり、彼女は、その負の連鎖関係からの脱出に成功した、ってことだ。
それが一番、めでたいし、重要な成功なんじゃないだろうか。
どんなことでも、うまくいきはじめると急に態度を変えて否定にかかる(以前の状態に戻そうとする)のは、友人じゃない。
単に、「似たような状況にいる人を身近に置きたい」だけの相手だから、遠慮無く手を切るがよし。