必見! 目黒雅叙園 和のあかり×百段階段
この展覧会は昭和の遺産である文化財の建築を利用しての催しです。
今年で2度目の開催だそうです。
私は、昨日の記事にも書きましたが、西元祐貴さんのライブパフォーマンスを見るために昨日、行ってきました。
西元さんは、百段階段の7つの部屋のうち、最初の「十畝の間」で、福井の越前和紙工房と出展されてます。
目黒雅叙園エントランス、エレベーター前の福井の展示。
越前和紙「福のあかり」
十畝の間
西元さんの出展品は、写真ではどうしても伝えられない、ハイテクを活かした面白いものもありました。
あれはめちゃくちゃ興味ある。
アプリをインストールして、その内蔵カメラで作品を写すと、動く!
絵が変化して、白龍と黒龍の物語になる。
作り方が知りたい!
そして、和の部屋で、大きな絵を~!
やりたい~。
でも。
それに関しては、かなり、考えていかなきゃいけないことがあるので、また別記事にて追々。
そんでもって、この部屋以外の展示も、すごかった!
なにしろ、テーマが趣味ど真ん中ですから。
どれを見ても、テンションあがる!
日本て、本当に、スゴイ国だと思う。
こんなにもたくさんの、他の国には真似のできない創意と技術の結集されたものが、各地の特色でもって、ずっと伝えられてきた。
東洋の中の一国だけど、「東洋」というのとも、ちょっと違う。
やっぱり、「和」と呼ぶしかない。
和。
墨や紙は、もともと日本にあったものじゃなく、古代に中国から入ってきた技術。
けれど、今この国で生きているそれらは、すでに発祥元から離れて、独自の道に存在している。
色彩も、素材も。
活かし方も。
表現しているものも違えば、世界観も違う。
日本は、今、いろんな問題を抱えてて、どこに向かうかわからない。
でも、こういうのを見ると、日本はへこたれないと思える。
大丈夫。
日本人でよかった。
展示には、こんなのも!
▽<妖怪絵師 満尾洋之 「平成 百鬼夜行立体絵巻」
▽全日本刀匠会
▽青森ねぷた祭
▽切り絵作家 早川鉄兵
▽<造形作家 川村忠晴
▽石見神楽
出展内容の全部ではありません。
とにかく、こういうものは、現実に見るってことが何より、大事です。
会期は8月28日までありますので、ぜひ、直接行かれることをおすすめします。
ちなみに、撮影はOKでした。