出会えたことが、すでに夢叶いはじめの前兆…というお話し
夢を叶える方法。
開運する方法。
そんなメソッドが、ちまたには溢れている。
昔、なぜか天使なんか描くようになってしまって、さんざん文句言いながら片足突っ込むことになった「スピリチュアル業界」ってのは、まさに、そういうモノの巣で。
日々、うんざりして。
それでも、いろいろ知るためには、自ら少しは実践して、実験もしてみなきゃ…なんて。
いろいろと、やってもみた。
けど、私って、根本的にね。
何かに願って叶えたいと考えるタイプじゃなくてね。
「願って叶うなら、そりゃいいな」とか思いながらも、全然、信じてなくて。
信じてないんだから、叶うわけがないってもんで。
それでも、私は、今まで本当に願ったことの多くは、現実のモノにしてきた。
会いたいと願った人には会い。
会うだけじゃなく、近づきたい、個人的に関わりたい…と思った人とは、高確率で友人になり。
仕事するためだけの場が欲しいと思えば、割り勘とはいえ部屋を借り。
その後、それは一戸建てを借りるところまで発展して。
今は、次の場所に入れることを願っているところ。
細かいことなら、枚挙にいとまがない。
それでも。
私は、開運法とか、願いを叶えるメソッドを、根本的に、信じていない。
今も。
神とか描いてるヤツが何言ってんだ…と、思われるかも知れないけど。
むしろ、だからこそ懐疑的…なんじゃないかな、と自分では思う。
信じやす過ぎる人は、あんまり向いてないんじゃないかな…って、私は思うので。
まあ、それはいいとして。
先日のかさこ塾フェスタで、唯一、お金を支払って手にしたモノがある。
それが、これ。
夢箱。
制作された八子さんのブログ記事。
越前和紙。
手書きの墨文字。
記事を見た時、「ああ、これはヤバイ…」と、思った。
なにそれ。
エチゼンワシ…って。
もう、それだけでもヤバイよ、私にとっちゃ、それ自体が「夢」みたいな品モノだ。
先日も陶芸祭りで和紙買っちゃったしさ。
どんだけ好きだよ、っていうくらい、好きだよ。
そしてまた、この絶妙な滲ませ具合の文字!
なにこれ、本気でヤバイんだけど。
フェスタは自分も出展者だし、そんなうろちょろできないし。
気がついたら、どこかに連れて行かれてた…なんてことに、なりそうだ…。
出展者同士で買い占めとか、よくないし。
…とかなんとか。
いろいろ、大人らしく(笑)
けれど、結局は、「あれ欲しいんですが」って、事前に連絡しちゃいました。
一度は「ごめんなさい」されたんですけどね。
そんなことじゃ諦めませんよ。
朝、集合時間早々に現場入りして。
八子さんとこのブースが整ったらしき状態を見計らって、突撃!
そうして、私のところに来てくれた、宙の夢箱です。
中に、夢を入れておくのです。
お守りのように、見えるところに置くか、持ち歩きます。
私は、この中に……
「無」を、入れました。
ええ、無ですから、物質としては何も、入っておりませぬ。
夢箱の作法とは違ってるんだけど。
でも、私の願いは、今、そのほとんどが「今まだこの世に無いもの」なのです。
だから、紙に書けない。
どうやって叶えられる道筋に乗れるのかも、わかんない。
その方法、手段、必要アイテム…その全てが、全然、見えない。
だから、書かずに、イメージを箱に入れました。
というか。
もしかしたら、八子さんそのものが、私の夢箱かも知れない。
箱、というものが。
今、私の大きなテーマにもなってきてて。
手作りできっちり、一個ずつ箱を作っている、という方に、こういう時に出会えた…ということが。
すでにもう、夢の叶いはじめの、前兆ではないかな…なんて。
フェスタで唯一、購入したモノ。
その作者さんのブログは、こちらです。