人の前に立って見られて聞かれてウン十年…という人達の底力とは
地力だね。
大勢の人の前に立つ、ということが生業の人達が、いわゆる「一般人」として一括りにできるエリアの人と根底からその鍛え方が違うな、と感じました。
車を買い換えたので、ディーラーさんから会社が協賛しているコンサートのチケットを2枚いただき、昨日行ってきたわけです。
特に、夏川りみさんと森山良子さんの生歌はよかった。
素晴らしい声だ。
このコンサートでは「プロの在り方」みたいなことを、感じました。
この道ウン十年…というベテラン揃い。
観客の年齢層も高かったこともあり、老化あるある話みたいなトークが花咲いてましたけれど、観客との駆け引きの妙とかね。
もう息上がっちゃって…とか、倒れそうなんだけど…とかいう話をしつつ、歌えばものすごい声量を保つ。
何よりも感じたのは、ホールの内側に満ちる「質量」です。
ステージに向いたその質量を、ステージの上のほんの数人が投げ返す感じ。
返し方が、歌い手さんのそれぞれで違ってて、その感じ。
人の前に立って見られて聞かれてウン十年…
あの質量を日頃からガンガン投げ返しているという人達の底力…とは。
地力だ。
なんか、「未知との遭遇」を連想させるよ…
この映画、好きなんだけど、私の好きなシーンって、すんごい地味~な場面なんだよねえ…。
後から封切られた、主人公が宇宙船に乗った後の映像が入ってるバージョンよりも、最初の公開当時のシンプルなのが好きだな~私ゃ。